十六社

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

十六社(じゅうろくしゃ)は、霊界物語に登場する神殿。シオン山の山頂に大八州彦命が建てた16の社のこと。

概要

主なエピソード

金鵄が毒殺から救う

第2巻第41章十六社の祭典#

十六社の祭典が盛大に行なわれたとき、邪神の変化である美女たちによって酒に毒が盛られ、神司はみな黒血を吐いて倒れた。

そのとき十六社が鳴動し扉が自然に開いて金鵄が飛び出し、酒席の上を縦横無尽に飛び回った。これにより今まで苦しんでいた一同は残らず元気が回復した。

金鵄が黒熊を撃退する

第2巻第42章甲冑の起源#

魔軍の部将・武熊別は、大八洲彦命の陣営を襲撃する。

武熊別の部下の数多の黒熊が十六社を破壊しようとすると、社殿の扉が自然に開いて中から数千万羽の金鵄が現われ、黒熊の群に向かって火焔を吐き出した。

数千万の黒熊は毛を焼かれて羆(ひぐま)になってしまい、熱さに悶え苦しみつつ北方の雪山目がけて遁走し、雪の中に潜り込んで焼死をまぬがれた。火傷が回復すると全身ことごとく白毛を生じて白熊と変化した。

脚注