シヅの森
シヅの森(しづのもり)は、霊界物語に登場する森。フサの国にある。
概要
主なエピソード
シヅの森でウラル教の半ダース宣伝使が改心をして三五教の日の出別命の弟子となる。
- 鶴山丸に乗って来た日の出別命は、ペルシャ湾のタルの港からフサの国に上陸した。半ダース宣伝使の6人(岩彦、梅彦、音彦、亀彦、駒彦、鷹彦)もその後をついて行く。シヅの森で一夜を明かすことになった。暗がりに化け物が現れ、舌先に岩彦の首を乗せている。鷹彦は怒ってウラル教の宣伝歌を歌って化け物をやっつけようとするが、化け物はかえって気分が良くなると言う。鷹彦は三五教の宣伝歌を歌うが、それはおかしな歌であった。鷹彦は、自分は実は三五教の宣伝使であり、ウラル教に潜入して宣教の妨害をしていたのだ、と正体を明かす。すると一同は目を覚ました。みなで夢を見ていたのであった。〔第13巻第4章「夢の幕」#〕
- 6人は会議を開き、近くで寝ている日の出別命を襲おうとするが、鷹彦が反対する。鷹彦は自分は三五教の宣伝使だと告白すると、他のメンバーは鷹彦に殴りかかった。しかし暗闇の中で同士討ちになってしまう。鷹彦は自分の背中に羽が生えているのを見せ、羽ばたきをして見せると、他のメンバーは恐れおののき、三五教に帰順することを誓った。〔第13巻第5章「同志打」#〕
- 日の出別命は改心を促す宣伝歌を歌う。これにより半ダース宣伝使は日の出別命の弟子となり、一緒にフサの都に向かって進んで行くことになる。〔第13巻第6章「逆転」#〕