高国別 (新高山)

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

この項目では、新高山の八頭神である高国別について説明しています。その他の高国別については「高国別 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

高国別(たかくにわけ)は、霊界物語に登場する人物。新高山八頭神[1]

第15巻以降に登場する高国別は、この高国別の「後身」である[2]。 →「高国別 (火の国)

概要

主なエピソード

第2巻

道貴彦竜宮城に奉仕するためペテロの館を出発しようとした時、弟の高国別は兄の出発を妨害したが、村幸彦に説き諭された。〔第2巻第34章義神の参加#

第3巻

新高山八王神花森彦は、八頭神の高国別に、高国姫の侍者・玉手姫を追放するよう厳命した。玉手姫は高国姫の命を救った忠勇の侍者であり、高国別は腑に落ちなかった。しかし花森彦はその理由を、語るべき時期ではないとして教えなかった。高国姫にその命を伝えると、そんな没義道な命には従えないと、興奮して憤死してしまう。高国別は花森彦を深く恨むようなった。〔第3巻第3章渓間の悲劇#

高国姫の帰幽後、玉手姫は高国別の後妻となった。高国別と玉手姫は天使長・大八洲彦命に花森彦の横暴(玉手姫を追放せよとの厳命)を進言した。大八洲彦命は言霊別命を新高山に派遣して調査を命じた。実は玉手姫は常世姫の間者だった、花森彦はそれを知っていて、高国別に追放を命じたのだった。言霊別命は国魂の青色の玉で玉手姫の面上を射照らすと、玉手姫は悪狐と変じて逃げ去った。高国別は初めて花森彦の明察に驚き、今までの無礼を陳謝した。〔第3巻第4章鶴の首#

脚注

  1. 第3巻第2章八王神の守護#:「新高山には青色の玉を鎮め、高国別、高国姫の二神をして、これを永遠に守らしめたまひけり(略)この十二の玉の守護神を称して、八頭の神といふ」
  2. 第15巻第13章神女出現#:「地教山に現はれて、一度は尊の登山を塞ぎ奉りし鬼掴(注・この時は仮に「鬼掴」と名乗っていた)は、昔ペテロの都に在りて、道貴彦の弟と生れたる高国別の後身
  3. 第15巻第13章神女出現#:「昔ペテロの都に在りて、道貴彦の弟と生れたる高国別の後身」
  4. 第15巻第15章山の神#:「貴神はペテロの都に於て驍名隠れなき御神様」
  5. 第2巻第34章義神の参加#:「その弟なる高国別」