生田川 (綾部)
この項目では、由良川の別名としての生田川について説明しています。その他の用法については「生田川 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
生田川(いくたがわ)は、霊界物語に登場する川。地理的にどこを流れているのかは、霊界物語に記されていないが、由良川の別名だと思われる。
第18巻第4章「四尾山」#と第27巻第6章「玉乱」#だけに出るが、舞台となるわけではなく、名前だけの登場である。
第27巻第6章「玉乱」#で黒姫が「生田の川の大水を渡つた時の私の正体、よもや忘れては居りますまいな」と高山彦に語っている。その場面は第19巻第3章「千騎一騎」#で、黒姫が蛇体に還元し、水が氾濫した川を渡る場面を指していると思われるが、そこでは生田川ではなく「白瀬川」と呼ばれている(白瀬川も由良川の別名)。
現実の生田川
綾部市中央部の白瀬橋(府道77号)よりもう少し下流に「以久田橋」(府道9号)が架かっているが、王仁三郎はその近辺の由良川を「生田川」と呼んでいると思われる。
明治・大正期はその辺りに(由良川の北側)に「以久田村」があった。→「生田の里」を見よ