月照山 (歌集)

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

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月照山(げっしょうざん)は、出口王仁三郎の歌集。保釈直後の昭和17年後半から19年末にかけて詠んだ歌で、昇天後に木庭次守によって編纂された。3939首が収録されている。

昭和31年(1956年)正月、大本教学院から孔版タイプ印字の『出口王仁三郎聖師著 第十五歌集 月照山』(B5版、321頁)が、内部資料として少部数作成された。(OBN:1014)

平成5年(1993年)2月3日、それを底本として新たに編纂された『月照山』が、愛善苑から発行された。発売はいづとみづ、B5判、388頁。(OBN:1493)

概要

本書の原本は瑞祥館に保存されていた王仁三郎自筆(一部代筆)の色紙・短冊である。「瑞霊真如聖師お歌集」の第1~3巻及び第11巻を用いて編纂された。

第11巻の一部「朝嵐」は歌集『朝嵐』として独立した書籍として発行されている。 →「朝嵐

「怪奇録」(愛善苑版p362~365)、「山嵐」(愛善苑版p366~373)で、切神神示・佐藤徳祥(佐藤紋次郎)・昭和の女天一坊事件について詠まれている。(出口恒誰も知らなかった日本史』p270~276に関連記事あり)

「百千花」では、五十年の地上の準備神業について詠まれている(愛善苑版p135)。

参考文献

愛善苑版『月照山』「凡例」及び巻末の「『月照山』編集にあたって」