暗星
暗星(あんせい)とは、暗い星の意。霊界物語に何度か出てくる。
- 「大小無数の暗星は地上に落下するとともに、大小無数の獅子と変化し神軍目がけて突進しきたつた」〔第1巻第30章「黄河畔の戦闘」#〕
- 「大空の星は夫れ夫れ各自光を有するあり、光なき暗星ありて凡て球竿状をなしゐるなり」「暗星の数は光星の百倍以上は確かにあるなり」〔第4巻第46章「神示の宇宙 その一」#〕
- 「銀河は、太陽の光が大地の氷山に放射され、それが又大空に反射して、大空に在る無数の暗星が其の反射の光によつて我々の眼に見えるのである」〔第4巻第47章「神示の宇宙 その二」#〕
王仁三郎は、光星(太陽のように自ら光る恒星)以外の星を暗星と呼んでいるようである。座談会の中で次のように発言している。「暗星は恒星一つに対して百くらいある。何しろ暗い星の方がたくさんあるのや(略)流星は暗星がある作用でいわゆる大気を横切る。その時に光る光なのだ、何しろちょっとの間に何千万里という距離を走るんだから、空気との摩擦によって出る光で、だから星が流れて消えるように見えるのは自然に消滅してしまうんだ」〔「出口王仁三郎聖師と出口寿賀麿氏を囲む座談会 第二夜(五)#」〕