建日別 (曖昧さ回避)
建日別(たけひわけ)は、
(1) 古事記に登場する神。熊曽国の神名。
(2) 霊界物語に登場する人物。
- 熊襲の国の筑紫峠の谷間にある岩窟の神[1]で、国治立命の分魂[2]。第7巻第26~27章で岩窟の中から小島別らに大声で説教する。「八岐の大蛇の大棟梁、蛇々雲彦」[3]と自称している。その正体は月照彦神[4]。
- 小島別が上記の岩窟の神の名をいただき、建日別に改名した[5]。 →「小島別」を見よ
脚注
- ↑ 第7巻では「筑紫峠」と書いてないが第34巻に書いてある。第34巻第1章「筑紫上陸」#:黒姫のセリフ「これから先は建日別命が昔脂を取られた筑紫峠の谷間の岩窟があるから、今の中に心を直しておかぬと、昔の小島別のやうに脂をとられて、ヘトヘトになりますぞえ」
- ↑ 第7巻第28章「不思議の窟」#:祝姫の歌「恵も深き国治立の 神の命の分け魂 建日の別の大神は 天の岩戸を開かむと 導きたまふ親心」
- ↑ 第7巻第26章「アオウエイ」#
- ↑ 第34巻第3章「障文句」#:黒姫のセリフ「此処は有名な小島別命が、月照彦の神様の神霊から脂をとられ出世した目出度い処だ」
- ↑ 第7巻第28章「不思議の窟」#:日の出神のセリフ「ここは尊き神様の御隠家、建日別とは仮りの御神名、やがて御本名を名乗り玉ふ時も来たるべし。貴下は此処へ永らく鎮まりて、この巌窟の前に宮を建て、純世姫命の御魂を祭り、熊襲の国の人民を守つて下さい」、小島別のセリフ「仰せに従ひ大神様の岩戸の神の御名を戴き、これより建日別と改め永遠に守護をいたします」
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