吉野川
吉野川(よしのがわ)は、
(1) 紀の川の上流部(奈良県の流域)の名称
(2) 岡山県の吉井川の支流
(1) 紀の川の上流部(奈良県の流域)である吉野川
吉野町に吉野川を挟んで妹背山(いもせやま)(妹山(いもやま)と背山(せやま)の総称)があり、歌などで「妹と背」(いもとせ、女と男の意)と組み合わせて「吉野川」が使われる。
霊界物語には第11巻第29章#と第69巻第12章#に名前が出るが、上記の用法で使われているだけで、特にドラマがあるわけではない。
大正6年(1917年)の“吉野神業”の際、王仁三郎一行は吉野川沿いに歩いて奥地に進んで行った。
(2) 岡山県の吉井川の支流である吉野川
吉井川は熊山の横を流れる川で、熊山よりもっと上流、久米郡美咲町飯岡で合流する支流が吉野川である。
月鏡「熊山にお伴して」#の末尾で加藤明子が「吉野川が其麓を流れて居る有様は」と記しているが、熊山の麓を流れる川なので、支流の吉野川ではなく、本流の吉井川のことである。(ただし現地では吉野川と呼んでいたのかも知れない)