三笠山
三笠山(みかさやま)は、
(1) 霊界物語の天祥地瑞に登場する山。紫微天界の真鶴国にある[1]。
(2) 奈良市の春日大社の東側にある山(通称・春日山)。古歌でよく歌枕として、月と組み合わせたり、笠を傘とかけて使われる。霊界物語においても、七五調の歌の中で何らかの歌枕として使われている。 [2]
本項では(1)について説明する。
- 初出:[[{{#switch:73
|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第73巻 }}第37章]]{{#if:玉手の清宮|「玉手の清宮」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z37|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=037|#default=37 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
- 太元顕津男の神の一行12柱は南の国原を目指して進み、三笠山にやって来た。山の麓には現世比女の神の館(玉手の宮)があり、太元顕津男の神と現世比女の神の婚ぎの神業により、玉手姫の命が生まれた。太元顕津男の神は再び西南の国を指して旅立つ。〔[[{{#switch:73
|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第73巻 }}第37章]]{{#if:玉手の清宮|「玉手の清宮」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z37|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=037|#default=37 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #〕 - 三笠山が舞台となるのはこの章だけ。
脚注
- ↑ [[{{#switch:75 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第75巻 }}第17章]]{{#if:西方の旅|「西方の旅」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z17|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=017|#default=17 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:結比合の神の歌「真鶴山玉藻の山や三笠山は 真鶴国の要なるかも」
- ↑ 天祥地瑞以外で「三笠山」が出て来るのは3回あるが、すべて歌枕だと思われる。[[{{#switch:3 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第3巻 }}第30章]]{{#if:|「[[]]」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z30|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=030|#default=30 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「ふりさけ見れば三笠山 峰より昇る望の夜の 清き月影欠くるなく」(月との組み合わせ)、[[{{#switch:6 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第6巻 }}第10章]]{{#if:|「[[]]」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z10|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=010|#default=10 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「正しき夢を三笠山 重(かさ)ぬる齢千代八千代」(笠と重をかけていると思われる)、[[{{#switch:9 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第9巻 }}第6章]]{{#if:|「[[]]」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z6|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=06|#default=6 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「神の救ひの此船は 深き恵みを三笠丸 空打ち仰ぎ眺むれば 春日の山や三笠山 峰より昇る月影の」(月との組み合わせ、及び三笠丸とのかけ合わせ)
外部リンク
- <wp>春日山 (奈良県)</wp>
- 三笠山 - 学研全訳古語辞典(weblio)