グロスの沼
グロスの沼(ぐろすのぬま)は、霊界物語に登場する沼。紫微天界の葦原の国土(旧名・グロスの島)にある。後に「鏡の沼」に改名する。
概要
- 表記ゆれ:グロス沼(ぐろすぬま) [1]
- 別名:鏡の沼(第78巻第8章「鏡の沼」#でグロスの沼から鏡の沼に改名する)
- 初出:第78巻第7章「四神出陣」#
- 第78巻第5章「忍ケ丘」#や第6章「焼野の月」#にすでにこの沼が出ているが、「グロスの沼」という固有名詞では呼ばれていない。ただの「沼」。
- 第78巻第7章「四神出陣」#では「野中の沼」と呼ばれているが、固有名詞ではなく、大野原の中にある沼という意味の普通名詞だと思われる。
- グロスの沼は、東西10里、南北20里ある大きな沼。[2]
主なエピソード
グロスの沼にはグロノス、ゴロスという邪神が住み、天地を撹乱していた。朝香比女の神は忍ケ丘に大本営を置き、初頭比古の神、起立比古の神、立世比女の神、天晴比女の神の四柱を、グロス沼の邪神征伐に向かわせた。四柱の神が言霊を宣ると、グロノスとゴロスは水面をのたうち回り、鷹巣の山(たかしのやま)の方面さして逃げて行った。曲神が逃げ去った沼は鏡のように照り輝いた。これよりグロスの沼は「鏡の沼」と名を改める。〔第78巻第7章「四神出陣」#~第8章「鏡の沼」#〕