第二次大本事件解決奉告祭挨拶

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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第二次大本事件解決奉告祭挨拶(だいにじおおもとじけん かいけつほうこくさい あいさつ)とは、第二次大本事件解決奉告祭のときの出口伊佐男の挨拶である。大本を「愛善苑」として新発足させることを表明した。

概要

昭和20年(1945年)12月8日、綾部彰徳殿で、第二次大本事件解決奉告祭が執り行われた。祭典後、出口伊佐男(宇知麿)は参拝者に挨拶を行ない、今後の大本の歩む道を発表した。王仁三郎の意を受けて伊佐男が発表したのだと思われる。

その内容が翌21年4月に発刊された機関誌『愛善苑』創刊号に掲載された。

発言要旨

  • 第二次大本事件は天の試練であり、どうしても経なければならなかった道である。自分たちに注意の足りなかった所があったのであり、他を責めるよりも深く自らを省みなくてならない。
  • 亀岡を根拠として「愛善苑」という世界平和を目標とする人類愛善運動を起こすことになった。愛善苑は、人類愛善会の運動の趣旨をそのまま実地に行なっていくものである。
  • すべての宗教は元は一つであり、万教は同根である、これが真理である。この真理に目覚めてお互いの垣を取り外して互いに手を握り合って平和な世界を建設するために邁進しよう、というのが我々の信念であり主張である。
  • 愛善苑では、信仰の有無、宗教宗派に拘わらず、牧師も僧侶もどんな人たちも愛善ということに共鳴する方々と共に大いに語り合い、今後の行くべき道を明らかにしてお互いに協力して進んでいきたい。

発言全文

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