玉ノ井の湖
玉ノ井の湖(たまのいのみずうみ)は、霊界物語に登場する湖。万寿山のそばにある。
概要
- 表記ゆれ:玉ノ井湖(たまのいこ)(「ノ」ではなく「の」の場合もある)[1]
- 初出:[[{{#switch:3
|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第3巻 }}第15章]]{{#if:神世の移写|「神世の移写」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z15|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=015|#default=15 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
主なエピソード
玉ノ井の湖は神界経綸上、必要な神泉であり、自在天の一派はこの湖を占領しようとして湖に押し寄せる。三ツ葉彦命は天に向かって救援を祈願すると、天上の三ツ星より東雲別命、白雲別命、青雲別命の三柱が万寿山に降り、三柱一度に雄叫びをすると、玉ノ井の湖の水は一滴も残らず空に舞い上がり、遠く東西に分かれて降って来て、大湖水を現出した。東の湖水は「牛の湖水」(今日のカスピ海)、西の湖水は「唐の湖」(今日の黒海)である。三柱は永遠に玉ノ井の湖の守護神ととなり、白竜と変化した。〔[[{{#switch:3 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第3巻 }}第16章]]{{#if:玉ノ井の宮|「玉ノ井の宮」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z16|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=016|#default=16 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #〕
唐の湖と呉の海の位置
[[{{#switch:3 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第3巻 }}第16章]]{{#if:玉ノ井の宮|「玉ノ井の宮」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z16|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=016|#default=16 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #には
と書いてある。
しかし[[{{#switch:12 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第12巻 }}第16章]]{{#if:国武丸|「国武丸」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z16|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=016|#default=16 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #には
と書いてある。琵琶の湖は現在のカスピ海なので、牛の湖水と琵琶の湖は同一で、唐の湖と呉の海は同一ということになる。つまり次のようになる。
- 牛の湖水=琵琶の湖=カスピ海
- 唐の湖=呉の海=黒海
- 瀬戸の海=地中海
しかし日本で相応する地理は、唐の湖と呉の海は同一ではなく位置が異なる。
三鏡には、
- 大阪湾は黒海に相応する〔[[{{#ifexpr:346 < 250
|水鏡 |{{#ifexpr:346 < 462 |月鏡|玉鏡}} }}]]{{#if:日本は世界の胞胎 |「日本は世界の胞胎」 }}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #〕
- 呉の海は呉の付近〔[[{{#ifexpr:400 < 250
|水鏡 |{{#ifexpr:400 < 462 |月鏡|玉鏡}} }}]]{{#if:呉の海 |「呉の海」 }}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #〕[3] と書いてあるので、次のようになる。
- 牛の湖水=琵琶の湖=琵琶湖
- 唐の湖=瀬戸内海東端(大阪湾)
- 瀬戸の海=瀬戸内海中央部
- 呉の海=瀬戸内海西端
現実の玉ノ井の湖
日本においては亀岡が玉ノ井の湖である。
「丹波は、昔は丹波の泥海といつて、全部が湖水であり、綾部も亀岡も勿論その泥海のやうな湖水の中にあつた。亀岡の如きは、玉の井の湖と称せられた程である」〔出口王仁三郎「本宮山について」}}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #〕
万寿山は天恩郷の丘陵部、霊鷲山は高熊山、玉ノ井の邑は穴太ということになる。
なお、「玉ノ井」とは、王仁三郎の実家のすぐそばにある井戸のことである。[4]
脚注
- ↑ 使用回数は、玉ノ井の湖7回、玉ノ井湖3回、玉の井の湖4回、玉の井湖1回
- ↑ [[{{#switch:3 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第3巻 }}第16章]]{{#if:玉ノ井の宮|「玉ノ井の宮」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z16|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=016|#default=16 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
- ↑ [[{{#ifexpr:400 < 250 |水鏡 |{{#ifexpr:400 < 462 |月鏡|玉鏡}} }}]]{{#if:呉の海 |「呉の海」 }}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #:「霊界物語中に示されたる呉の海と云ふのは、呉の附近である。広島は往古一つの嶋であつて、今の広島から九州の別府の辺迄陸続きになつて居たのである。その以東を瀬戸の海と云ひ、以西を呉の湖というたのである」
- ↑ [[{{#ifexpr:643 < 250 |水鏡 |{{#ifexpr:643 < 462 |月鏡|玉鏡}} }}]]{{#if:玉の井 |「玉の井」 }}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #