大本裏神業

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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大本裏神業(おおもとうらしんぎょう)とは、大本以外で大本神業を継承していると主張する宗教活動の総称。団体、個人を問わない。また、自称、他称を問わない。

何らかの理由で大本の中で出来ない神業を大本の外で行ったとか、経綸の中心が大本からこちらに移ったとか、王仁三郎の在世中に秘かに指示を受けたとか、王仁三郎の昇天後にその神霊から神示を受けた、等と主張する。それらは宗教的主観であり、第三者には確認不能の主張なので、大本教団からは公認されていない。

大本から派生した新興宗教に分類されるが、世界救世教生長の家などが、大本の影響を受けているとはいえ、独自の宗教思想を作り出し、大本が存在しなくても単体で存在できるのに対して、裏神業は大本の思想や歴史をそのまま使用し、その上に新たな思想や歴史を付加しているため、大本が存在しなくては裏神業は存在することが出来ない。たとえばユダヤ教の上に成立しているキリスト教のような関係にある。大本の分派と位置づけることも出来る。

大本信者や大本を脱退した者などが、個人や小集団で行っている。「裏神業」という名称で組織的・統一的に行われるのではなく、また、教主のような指導者がいるわけではない。個人・小集団が独自に神業を行い、時には複数の個人・小集団が連係して神業を行う。そのため、各自の視点・思想が異なる場合が少なくなく、同一の神業でも参加者各自の主張が異なる場合もある(つまり人によって言うことが異なる場合がある)。そのため裏神業の全体を把握することは難しい。

「裏神業」という表現をいつ誰が使い出したのかは不明。

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