ヒマラヤ山

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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ヒマラヤ山(ひまらやさん)は、霊界物語に登場する山。国祖国治立命太白星の十二個の玉を国魂として配置[1]した「十二の山」の一つ。国祖隠退後に「地教山」と改称された[2]。別名「銀橋山[3]


概要

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  • 古代の富士山は高さが6万尺(約1万8千メートル)もあり、ヒマラヤ山の高さはその2分の1にも及ばなかった。[4]
  • 地教山の西南麓に「カルマタ国」がある。[5]

主なエピソード

ヒマラヤ山(地教山)が主たる舞台となるのは、

  1. [[{{#switch:1

|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第1巻 }}第45章]]{{#if:黄玉の行衛|「黄玉の行衛」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z45|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=045|#default=45 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #

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|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第15巻 }}第12章]]{{#if:一人旅|「一人旅」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z12|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=012|#default=12 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} # の4回ある。他に細かいエピソードもある。

  • [[{{#switch:1

|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第1巻 }}第45章]]{{#if:黄玉の行衛|「黄玉の行衛」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z45|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=045|#default=45 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #】 黄金水の十二個の玉のうち、九個までが邪神に奪われてしまった。黄金の玉を保管する時彦は邪神から玉を守るために、ヒマラヤ山に立て籠もり時節を待った。数年経ち、山の下で大八州彦命を始め数多の神司がデカタン高原に向かって行進しているのが見えた。山上からこれを見渡すと、十二個の神輿を神司が担いで進んでいる。時彦はいよいよ時節が到来したと思い、慌てて黄金の玉を持って行列に加わる。デカタン高原で玉を大八州彦命に献上するが、それは実は邪神が化けた偽の大八州彦命で、まんまと玉を奪われてしまった。

  • [[{{#switch:3

|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第3巻 }}第21章]]{{#if:狐の尻尾|「狐の尻尾」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z21|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=021|#default=21 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #】 ヒマラヤ山はよく治まっていたが、八王大神常世彦は部下の武寅彦ら三人に命じて、玉国別(純銀の玉を鎮祭する「白銀の宮」の宮司)の妻・国香姫を誘惑し、玉を奪い取ろうと謀る。しかし玉国別は偽玉を用いて武寅彦らを生け捕ってしまう。狐の正体を現わした三人を、玉国別は偽玉と共に「玉の湖」の底に沈めてしまった。八王大神は純銀の玉は湖底に沈んだものと思い込み、これ以降、ここの国魂を奪う計画を絶った。

|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第5巻 }}第25章]]{{#if:姫神の宣示|「姫神の宣示」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z25|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=025|#default=25 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #[[{{#switch:5 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第5巻 }}第28章|第28章]]{{#if:地教山の垂示|「地教山の垂示」}}{{#if:|頁}}}}{{#switch:z28 |z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=028 |#default=28 }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #】 木花姫命の宣示を奉じ、天道別命月照彦神らの諸神は天の浮橋の銀橋に乗ってヒマラヤ山に降下した[8]。ヒマラヤ山では数多の神人が夜を日についで山の八合目以下の木を伐採し大杭を数多造り地中に盛んに打ち込んでいた。山頂で野立姫命の代理として高照姫神が、大竹の片割に垂訓を書き記して天道別命らに手渡す。それを背にくくりつけ、諸方を宣伝の旅に出ることになった(言触神宣伝神)。山麓ではヒマラヤ彦の部下たちが酒に酔い躍り狂いながらウラル教の宣伝歌を歌っていた。祝部神はこれに負けじと三五教の宣伝歌を大声で歌う。空から荘厳な声で──ヒマラヤ山は今までヒマラヤ彦の管轄だったが、高山彦の専管に神定められた、これからは地教山と称するべし──と聞こえて来る。この声にヒマラヤ彦の部下たちはこの声に驚いて改心した。(注・もともと高山彦が八王神で、ヒマラヤ彦が八頭神なのに、ヒマラヤ彦から高山彦に管轄が変わったという意味が分からない[9]

|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第15巻 }}第12章]]{{#if:一人旅|「一人旅」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z12|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=012|#default=12 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #】 神素盞嗚大神は、天の岩戸開きの後、高天原を追放され、母神(伊弉冊命)に会うため地教山を登って行く。バラモン教鬼掴らに行く手を塞がれるが、鬼掴を片足で蹴り投げてしまうと、他の家来たちは逃げて行く。母神が現れて──千座の置戸を負って世界を遍歴し八岐大蛇を切りはふり、彼が所持する叢雲の剣天教山天照大神に奉れ──と宣示する。素盞嗚は山を下ると、鬼掴が現れて平伏し帰順の意を表し、実は自分は天教山のある尊い神から内命を受けた者です、と正体を明かし、素盞嗚に一緒について行くことになる。

現実のヒマラヤ山

現実のヒマラヤ山は、インドとチベットの辺りに東西に連なるヒマラヤ山脈である。

無数の山脈が連なる巨大な山脈で、長さ約2500キロメートル、幅約200キロメートル。地球上で一番標高の高い地域で、エベレスト(チベット名はチョモランマ、標高8848メートル)を始め8千メートル以上の山が8つある。平均高度4800メートル。

ヒマラヤはサンスクリット語で「雪の住みか」の意味、チョモランマはチベット語で「大地の母」の意味。

ヒマラヤ山と皆神山

ヒマラヤ山は地教山と改名したが、長野県の皆神山も地教山と呼ばれる。(皆神山はヒマラヤ山に相応する)

[[{{#ifexpr:381 < 250 |水鏡 |{{#ifexpr:381 < 462 |月鏡|玉鏡}} }}]]{{#if:信濃国皆神山 |「信濃国皆神山」 }}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #:「信濃の国松代町の郊外にある皆神山は尊い神山であつて(略)霊界物語にある地教山は此山である。素盞嗚命が高天原なる天教山より下り、母神の坐ますこの山にのぼりたまふた事実も、そつくりあの通り出て来たのである」

ヒマラヤ山と比叡山

新月の光』によると、ヒマラヤ山は比叡山に相応する。[13]

現実のヒマラヤと比叡山の共通点はどちらも宗教のセンターになっていることである。ヒマラヤには仏教やイスラム教、ヒンズー教、ジャイナ教、シーク教などの施設が多数あり、南アジアの宗教のセンターになっている。また比叡山延暦寺は日本仏教の諸宗祖を輩出しており、当時の日本の宗教センターであった。

脚注

  1. [[{{#switch:3 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第3巻 }}第2章]]{{#if:八王神の守護|「八王神の守護」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z2|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=02|#default=2 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
  2. [[{{#switch:5 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第5巻 }}第28章]]{{#if:地教山の垂示|「地教山の垂示」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z28|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=028|#default=28 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
  3. [[{{#switch:37 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第37巻 }}第1章]]{{#if:富士山|「富士山」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「ヒマラヤ山は古代は地教山または銀橋山と言い」
  4. [[{{#switch:37 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第37巻 }}第1章]]{{#if:富士山|「富士山」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
  5. [[{{#switch:40 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第40巻 }}第16章]]{{#if:春駒|「春駒」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z16|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=016|#default=16 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:春公のセリフ「月の国のカルマタ国とか云つて、地教山の西南麓の可なり広い国の都へ(ウラル教の)神館が移つたさうで厶います。そしてウラル彦様の子孫たる常暗彦様が教主となつて、再び昔日の勢をもり返してゐられるといふ事で厶います」、[[{{#switch:41 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第41巻 }}第14章]]{{#if:慈訓|「慈訓」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z14|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=014|#default=14 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:竜雲のセリフ「カルマタ国は東北に地教山を控へ、地教山には三五教の神柱が誠の道を守つて附近の人民を教養して居られる。そこへウラル教の常暗彦が現はれて本拠を構へ、間隙あれば地教山を併呑せむと企んでゐる」
  6. [[{{#switch:5 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第5巻 }}第17章]]{{#if:勢力二分|「勢力二分」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z17|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=017|#default=17 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
  7. [[{{#switch:5 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第5巻 }}第22章]]{{#if:神示の方舟|「神示の方舟」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z22|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=022|#default=22 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
  8. このエピソードが「銀橋山」の名の由来か?
  9. [[{{#switch:5 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第5巻 }}第28章]]{{#if:地教山の垂示|「地教山の垂示」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z28|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=028|#default=28 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「ヒマラヤ山は今まで、ヒマラヤ彦、ヒマラヤ姫の管轄なりしも、今は高山彦、高山姫の専管することと神定められたり」
  10. [[{{#switch:6 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第6巻 }}第27章]]{{#if:神生み|「神生み」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z27|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=027|#default=27 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
  11. [[{{#switch:7 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第7巻 }}第41章]]{{#if:枯木の花|「枯木の花」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z41|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=041|#default=41 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
  12. [[{{#switch:11 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第11巻 }}第24章]]{{#if:顕国宮|「顕国宮」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z24|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=024|#default=24 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「ここに神須佐之男命は地教の山をあとにして顕国の宮に入らせ給ひ」、[[{{#switch:12 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第12巻 }}第1章]]{{#if:正神邪霊|「正神邪霊」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「神素盞嗚の大神は 地教の山を後にして 魔神の巣喰ふコーカスの 峰に現はれましまして」
  13. 新月の光0234「霊界物語の地名」

関連項目

外部リンク

  • <wp>ヒマラヤ山脈</wp>
  • <wp>皆神山</wp>
  • <wp>比叡山</wp>