国代彦
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
国代彦(くによひこ)は、霊界物語の登場人物。
エピソード
天山の八頭神・谷山彦に邪神が憑依し、八王神・斎代彦を追い出して自らが八王神になろうと野心を起こした。埴安の宮の宮司・国代彦に、玉を盗めば自分は八王神となり、汝を八頭神にする、と誘い込む。国代彦は正義の神司だったが、それを承諾した。もし断れば身辺に危害が及ぶ可能性があるからだ。
国代彦は偽の玉を作り、祭典の際にそれを谷山彦に渡した。そして谷山彦の謀叛を暗示させる歌を歌う。その歌で謀叛を知った斎代彦は、谷山彦を免職し、国代彦を後任にしようとするが、国代彦は「谷山彦の悪行は悪霊の憑依によるもだ」としてそれを断る。斎代彦が審神をすると谷山彦から悪霊が脱け出し、再び八頭神の聖職に就くこととなった。
その他
国代彦の歌の中に「気をつけ守る国世彦」とあるが、「国代彦」の誤記か?
「国世彦」という人名は他には出ない。