久公

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

久公(きゅうこう、旧仮名遣い:きうこう)は、霊界物語に登場する人物。3人いる。

  1. 第7巻第49章乗り直せ#で、甲のセリフの中に名前だけが出る。「俺の処の村の久公のやうな悪人は段々と栄えて来るなり」。
  2. 第15巻第17章窟の酒宴#で、丁ン助のセリフに出る久公は、高姫黒姫の部下の久助のこと。 →「久助
  3. 第34~35巻に登場する久公は、虎公虎若彦)の子分。単に「久」と呼ばれる場合もある。初出:第34巻第21章神護#:「虎公は、玉公新公久公八公の一行と共に」。ただしその前章の第20章玉卜#に名前は記されていないがすでに登場している[1]。いつもお愛(虎公の妻)に灸を据えられてキューキュー言っているため、久公という仇名がついた[2]第35巻第9章分担#で、徳公大蛇の三公の子分)と共に、火の国へ向かう黒姫の案内役となる。

脚注

  1. 第20章玉卜#:「斯かる所へ虎公、玉公の両人は三人の乾児と共に」:この3人の子分のうちの1人が久公。
  2. 第35巻第8章心の綱#:「何時もお愛さまに灸をすゑられよつて、キユーキユー言うてゐよるから、何時の間にか久公といふあだ名がついた位だのに」