お三

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

お三(おさん)は、霊界物語に登場する人物。2人いる。

  1. 第20巻第5章親不知#に登場するお三は、宗彦(国依別)の元の妻。お勝のセリフ中に名前が一度だけ出る。「どうだ是れから此肉体に先妻のお国に、お光お福お三お四つお市お高が同盟軍を作つて憑依して来るが、それでも其方はまだ未練があるか」
  2. 第72巻第20章九官鳥#に登場するお三は、スガの港北町キューバーの家[1](元タルヤ旅館の別館[2])の隣の宿屋(タルヤ旅館)の下女。もともと高姫・杢助(妖幻坊の杢助)がタルヤ旅館の別館を500円で購入したものだが、支払ったお札が夜の間に木の葉になってしまったので、主人(久助)に命じられてキューバーにクレームを言いに来た。

脚注

  1. 第72巻第15章災会#:「スガの港の北町に 漸く吾家を買求め」、第72巻第20章九官鳥#:「キユーバーは、杢助に呶鳴りつけられ高姫には嘲笑され、お為ごかしに五百円で買つた北町の家を貰つた事は貰つたものの」
  2. 第72巻第14章新宅入#:「高姫、杢助は朝早くから起き出でて宿屋の様子を考へて居ると、見た割合とは広い屋敷で新しい別館が建つて居る。さうして其別館は北町の街道に面し、布教や宣伝には極めて可い家構であつた」