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'''筑紫の島'''(つくしのしま)は、[[霊界物語]]に登場する島。太古のアフリカ大陸のこと、また、その雛型である九州のこと。 | |||
== 概要 == | |||
* 表記ゆれ:筑紫島(つくしじま)、筑紫洲(つくしじま) <ref>使用回数は、筑紫の島67回、筑紫島24回(島と嶋を問わず)、筑紫洲1回、筑紫の洲1回</ref> | |||
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== 国 == | |||
筑紫の島には次の4つの国がある。<ref>{{rm|7|40|三人奇遇}}:「この島は身一つに面四つあり、豊国、肥国、熊襲国、筑紫国と区別され居るなり。しかしてこの四つの国を総称して又筑紫の洲といふなり」</ref> <ref name="rm3501" /> | |||
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== 主なエピソード == | |||
筑紫の島は次の2ヶ所で舞台となる。 | |||
;第7巻第24~47章 | |||
:[[日の出神]]が、[[熊襲の国]]、[[肥の国]]、[[豊の国]]、[[筑紫の国]]の順で周り、各地の守護職を任命して行く。→「[[第7巻]]」を見よ | |||
;第34~35巻 | |||
:[[黒姫]]が、失踪した夫・[[高山彦]]を探しに筑紫の島へ行く。結局、夫は見つからなかったが、35年前に捨て子した息子・[[玉治別]]と再会する。→「[[第34巻]]」「[[第35巻]]」を見よ | |||
== 「筑紫」が付く言葉 == | |||
* [[筑紫の国]]: | |||
* [[筑紫の都]]: | |||
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* [[筑紫ケ岳]]: | |||
* [[筑紫野]]: | |||
* [[筑紫の湖]]: | |||
* [[筑紫峠]]: | |||
* [[筑紫潟]]: | |||
* [[筑紫の宮居]]:[[紫微天界]]の[[西の宮]]のこと。 | |||
* [[筑紫別院]]: | |||
* [[筑紫支部]]: | |||
* [[筑紫分社]]: | |||
* [[筑紫の不知火]]:第34巻第1篇の篇題。 | |||
* [[筑紫上陸]]:第7巻第24章と第34巻第1章の章題。 | |||
== 「筑紫」の言霊解 == | |||
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筑紫は「尽くし」「究極」「完全無欠」「円満具足」である。数で言えば「九」であり、筑紫が九州<ref>ここで言う九州とは、筑前、筑後、肥前、肥後、豊前、豊後、日向、大隅、薩摩の九つの国のことだと思われる。</ref>に分かれているのはそのためである。筑紫や九州という地名が先に起こったのではなく、地名は後から付けられたもので、本来は筑紫も日向も天地創造の時からの語である。 | |||
== 古事記での筑紫の島 == | |||
ナギ・ナミの国生みによって筑紫島が生まれる。 | |||
「次に筑紫の島を生みたまひき。この島も身一つにして面四つあり。面ごとに名あり。かれ筑紫の国を白日別といひ、豊の国を豊日別といひ、肥の国を建日向日豊久士比泥別といひ、熊曽の国を建日別といふ。」(『新訂古事記』角川文庫) | |||
== その他 == | |||
「筑紫」は霊界物語の中で、「心筑紫の」とか「誠筑紫の」というように、「尽くし」の語呂合わせ的に使われる場合も多々ある。 | |||
== 脚注 == | |||
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== 外部リンク == | |||
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[[Category:霊界物語の島]] |
2019年1月21日 (月) 01:14時点における版
筑紫の島(つくしのしま)は、霊界物語に登場する島。太古のアフリカ大陸のこと、また、その雛型である九州のこと。
概要
- 表記ゆれ:筑紫島(つくしじま)、筑紫洲(つくしじま) [1]
- 初出:[[{{#switch:4
|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第4巻 }}第36章]]{{#if:天地開明|「天地開明」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z36|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=036|#default=36 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #(筑紫の島)
国
イホの国(エジプト)は筑紫の島に含まれないようである。[5]
主なエピソード
筑紫の島は次の2ヶ所で舞台となる。
- 第7巻第24~47章
- 日の出神が、熊襲の国、肥の国、豊の国、筑紫の国の順で周り、各地の守護職を任命して行く。→「第7巻」を見よ
- 第34~35巻
- 黒姫が、失踪した夫・高山彦を探しに筑紫の島へ行く。結局、夫は見つからなかったが、35年前に捨て子した息子・玉治別と再会する。→「第34巻」「第35巻」を見よ
「筑紫」が付く言葉
- 筑紫の国:
- 筑紫の都:
- 筑紫丸:
- 筑紫ケ岳:
- 筑紫野:
- 筑紫の湖:
- 筑紫峠:
- 筑紫潟:
- 筑紫の宮居:紫微天界の西の宮のこと。
- 筑紫別院:
- 筑紫支部:
- 筑紫分社:
- 筑紫の不知火:第34巻第1篇の篇題。
- 筑紫上陸:第7巻第24章と第34巻第1章の章題。
「筑紫」の言霊解
[[{{#switch:30 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第30巻 }}附記 天津祝詞解]]{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z9902|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=09902|#default=9902 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #の「筑紫の日向」の説明の中で、次のように解説されている。
筑紫は「尽くし」「究極」「完全無欠」「円満具足」である。数で言えば「九」であり、筑紫が九州[6]に分かれているのはそのためである。筑紫や九州という地名が先に起こったのではなく、地名は後から付けられたもので、本来は筑紫も日向も天地創造の時からの語である。
古事記での筑紫の島
ナギ・ナミの国生みによって筑紫島が生まれる。
「次に筑紫の島を生みたまひき。この島も身一つにして面四つあり。面ごとに名あり。かれ筑紫の国を白日別といひ、豊の国を豊日別といひ、肥の国を建日向日豊久士比泥別といひ、熊曽の国を建日別といふ。」(『新訂古事記』角川文庫)
その他
「筑紫」は霊界物語の中で、「心筑紫の」とか「誠筑紫の」というように、「尽くし」の語呂合わせ的に使われる場合も多々ある。
脚注
- ↑ 使用回数は、筑紫の島67回、筑紫島24回(島と嶋を問わず)、筑紫洲1回、筑紫の洲1回
- ↑ [[{{#switch:6 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第6巻 }}第25章]]{{#if:金勝要大神|「金勝要大神」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z25|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=025|#default=25 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「つぎに純世姫神をして、筑紫の守り神となさしめ給ひぬ。これを多計依姫といふ。筑紫の島とは現代の亜弗利加大陸なり」
- ↑ 3.0 3.1 [[{{#switch:35 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第35巻 }}第1章]]{{#if:言の架橋|「言の架橋」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「さうして此島は身一つにして面四つあり。火の国、豊の国、筑紫の国、熊襲の国と大山脈を以て区劃されてゐる。さうして島の過半は大沙漠を以て形作られてゐる」
- ↑ [[{{#switch:7 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第7巻 }}第40章]]{{#if:三人奇遇|「三人奇遇」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z40|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=040|#default=40 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「この島は身一つに面四つあり、豊国、肥国、熊襲国、筑紫国と区別され居るなり。しかしてこの四つの国を総称して又筑紫の洲といふなり」
- ↑ [[{{#switch:12 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第12巻 }}第2章]]{{#if:直会宴|「直会宴」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z2|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=02|#default=2 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「イホの都ものり越えて いよいよ筑紫の島に着く」:イホを越えたその向こう側に筑紫の島があると読める。
- ↑ ここで言う九州とは、筑前、筑後、肥前、肥後、豊前、豊後、日向、大隅、薩摩の九つの国のことだと思われる。
外部リンク
- <wp>アフリカ</wp>
- <wp>アフリカ大陸</wp>
- <wp>九州</wp>