フサの国

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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フサの国(ふさのくに)は、霊界物語に登場する国。現代のイラン(ペルシャ)のこと。

概要

  • 表記ゆれ:波斯の国(ふさのくに) [1]
  • 別名:波斯(ペルシヤ)、ペルシヤ
  • 初出:第12巻第2章直会宴#(フサの国)
  • 「フサ」は「ペルシア」の言霊反しである(ヘル→フ、シア→サ)。

地理

次はフサの国と月の国の間のアフガニスタンにある。

主なエピソード

フサの国は月の国の次に、霊界物語で登場場面の多い国である。

第13巻
半ダース宣伝使の身魂磨きの旅。
第14巻
弥次彦与太彦勝彦らの身魂磨きの旅。
第15巻第6~9章
北山村ウラナイ教本部。高姫黒姫が初登場。
第19巻第5~6章
北山村のウラナイ教本部。

第39巻以降

第39巻第1~3章
斎苑の館大黒主調伏相談会
第39巻第4~12章
河鹿峠を、蜈蚣姫黄竜姫母娘、照国別一行が進む。(第13章以降はアフガニスタンが舞台となる)
第43巻第6章~第44巻第6章、第49巻第3~5章
祠の森玉国別三五教の神殿(祠の森の聖場)を造る。
第44巻第21章~第46巻
小北山ウラナイ教松姫が潜入し教主となって宗教改革を行う。
第49巻第9章~第50巻
祠の森の神殿を高姫妖幻坊の杢助が乗っ取ろうとたくらむ。
第51巻第1~6章
祠の森を追われた高姫と妖幻坊の杢助は、小北山の聖場を占領しようとたくらみ、教主の松姫を追放しようする。
第54巻第12章・第22章、第55巻第3~14章・第17~18章
玉木村の里庄テームスの二人の娘がバラモン軍に誘拐され、道晴別治国別の弟子)が猪倉山へ救いに行く。
第56巻~第58巻第5章
テルモン山の神館を舞台に、ワックス悪酔怪会長)一味の悪だくみを、玉国別一行が阻止する。

現実のフサの国

現代のイラン。旧称は「ペルシア」で、昭和10年(1935年)に国号が「イラン」に改められた。

霊界物語にはパキスタンは出て来ないが、パキスタンは第二次大戦前は英領インドの一部であった(昭和22年に独立)。であるから大正~昭和初期は、内陸部ではペルシアとインドの間にアフガニスタンがあり、沿岸部ではペルシアとインドが国境を接していた。

脚注

  1. 使用回数は、フサの国146回、波斯の国34回、波斯国2回、ペルシヤ9回

外部リンク

  • <wp>ペルシア</wp>
  • <wp>イラン</wp>