真珠湖
真珠湖(しんじゅこ)は、霊界物語に登場する湖。紫微天界の伊佐子の島にある。
概要
- 表記ゆれ:真珠の湖(しんじゅのうみ)
- 初出:[[{{#switch:81
|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第81巻 }}第1章]]{{#if:イドム戦|「イドム戦」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
- 第81巻だけに出る。
- 伊佐子の島の中央に大栄山脈という大山脈が東西に横たわり、その南側をイドムの国、北側をサールの国と呼ぶ。真珠湖は大栄山脈の南側(イドム側)の中腹にあり[1]、南北10里、東西20里ある大湖水。海水のように塩分を含み、膝を没する程度で水上を歩くことも出来る。[2]
- 真珠湖には人面魚身の人魚が数多住み、湖辺に、国津神同様に茅(かや)で屋根を葺いた家を構え、その生活はほとんど国津神と酷似している。[2]
- イドムの国津神たちは、人魚を捕まえて色々と苦しめ泣かすと、不思議なことに人魚の涙は真珠の玉と化した。それを頭や胸に飾ったり、また内服すると身体は光を放ち、美しい子が生まれた。そのためイドムの国津神はみな美男美女ばかりだった。それに対してサールの国津神たちは、みな肌が黒く、髪は縮れ、背は低く、醜男醜女ばかりだった。[2]
主なエピソード
- サールの国王エールス王は、真珠湖を占領して種族の改良を計るため、大軍隊を率いて大栄山脈を越え、真珠湖に向かって進軍した。イドムの国王アヅミ王はこれを迎え撃つことに決めるが、時すでに遅く、イドム城はサール軍に占領され、アヅミ王は100里南方の月光山に立て籠もってイドムの国の再興を策す。〔[[{{#switch:81
|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第81巻 }}第1章]]{{#if:イドム戦|「イドム戦」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #〕
|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第81巻 }}第7章]]{{#if:月音し|「月音し」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z7|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=07|#default=7 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #〕
- 人魚たちは真珠湖の東西南北に人魚郷を作り、国津神と同様の生活をしていた。あるとき、真珠湖の中央に突出する真珠島に4人の酋長が集まり、国津神の襲来を防ぐために協議していると、女王サックス姫が数百の騎士(ナイト)を従えて、人魚を捕獲しようと山を登ってくる。4人の酋長は数万の人魚たちを北郷に集めた。騎士たちは東西南の三郷に陣取るが、人魚は一つも見えない。騎士たちは数隻の舟で真珠島に渡ってくる。北郷の酋長は水底を泳いで北郷に帰り、数万の人魚に一斉に敵を殲滅することを訓示した。真珠島に残った3人の酋長は、真珠の岩を敵に投げつけると、サックス女王を始め騎士たちは舟もろとも湖中に沈んでしまった。これより真珠湖の人魚に攻め寄せる者はいなくなり、永遠の神仙郷として栄えることとなった。〔[[{{#switch:81
|64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第81巻 }}第8章]]{{#if:人魚の勝利|「人魚の勝利」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z8|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=08|#default=8 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #〕
脚注
- ↑ 「真珠湖は約二十メートルの山腹に展開したる」と書いてあるが、大山脈の中腹が標高20mでは低すぎるし、何が「二十メートル」なのか意味不明。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 [[{{#switch:81 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第81巻 }}第1章]]{{#if:イドム戦|「イドム戦」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z1|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=01|#default=1 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #