野中の森

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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この項目では、フサの国の野中の森について説明しています。紫微天界の野中の森については「野中の森 (葦原の国土)」をご覧ください。

野中の森(のなかのもり)は、霊界物語に登場する森。フサの国にある。

概要

主なエピソード

第44巻

治国別一行5人(他に万公松彦五三公竜公)は山口の森を後にして、野中の森までやって来た。するとバラモン教の8人の荒男が一人の女を初稚姫だと思い込み、捕まえて暴力を振るっている。しかし女から白煙が立ち、白狐となって逃げて行った(その正体は月日明神)。それに気づかず荒男たちは同士討ちをしている。治国別たちはそれを見て吹き出すと、男たちはその笑い声に驚き、森の奥へと逃げて行った。〔第44巻第15章変化#

一行は森で寝に就く。夜中に目を覚ますと、治国別と竜公がいなくなっていた(実はこっそり浮木の森へ向かった[4])。近くで、山口の森で出会ったバラモン教の斥候隊アクタクテクの3人[5]がひそびそ話をしていた。この3人と打ち解け、松彦が宣伝使格となって、翌日一行6人で浮木の森を目指して進んで行った。〔第16章怯風#第17章罵狸鬼#

第45巻

蠑螈別お民は9千両の金を持って小北山から逃げ出し野口の森(野中の森)へ向かった。その後をお寅、そして魔我彦が追いかけて行く。〔第45巻第20章蛙行列#

脚注

  1. 第44巻第15章変化#に1里は200間(約364m)と書いてある。
  2. 第44巻第15章変化#:「治国別一行は山口の森を後にして、足を速めて二十里ばかり南進した」
  3. 3.0 3.1 第44巻第15章変化#:「二十間ばかり隔つた田圃の中にコンモリとした森が、巍然と広き原野を占領して吾物顔に立つてゐる」
  4. 第47巻第1章アーク燈#
  5. 第44巻第11章腰ぬけ#