アン・ブラック川

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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アン・ブラック川(あんぶらっくがわ)は、霊界物語に登場する川。「アン・ブラック河」とも書く。フサの国テルモン山から流れ落ちており[1]テルモン湖に注ぎ込んでいる[2]

  • 初出:第56巻第15章猫背#
  • 第56~58巻に登場する。
  • 中黒「・」を付けずに「アンブラック川」(アンブラック河)と書く場合もある。


主なエピソード

第56巻

三五教宣伝使三千彦はアン・ブラック川の川辺で猛犬スマートと出会う(初稚姫が三千彦の難儀を前知してスマートを救援に向かわした)。スマートはバラモン教の宣伝使服をくわえていた。三千彦はその服を着てバラモン教の宣伝使に化けることにした。川を渡ると小国姫テルモン山の神館小国別の妻)と出会う。三千彦は今渡った川の名を取って「アン・ブラック」という仮の名を名乗る。小国姫は夢のお告げで「アン・ブラック川の岸辺に行けばお前を助ける真人が現れる」と聞き、川に来たのであった。三千彦は案内されてテルモン山の神館へ向かう。〔第56巻第15章猫背#

第57巻

小国別の息子ワックスは町民を扇動して三千彦を捕らえ、袋叩きにして、アン・ブラック川に投げ込んでしまった。〔第57巻第7章暗闇#

(気絶した三千彦はシャルと共に中有界を探険する)[3]

三千彦はハッと気が付くと、アン・ブラック川の土手の青芝の上に横たわっていた。スマートが助けてくれたのである。[4] 〔第57巻第12章#

脚注

  1. 第56巻第15章猫背#:「テルモン山より流れ落つるアン・ブラツク河の川辺に着いた」
  2. 第57巻第19章#:「あれはテルモン湖水と申してアンブラック川の水の落ち込む東西百里、南北二百里と称へらるる大湖水で厶います」
  3. 第57巻第11章#第12章#
  4. 第58巻第5章#:「やみやみ敵に捉へられ アンブラック河に投げ込まれ 生死不明の境涯に 陥りたるぞ腑甲斐なき 斯る所へスマートが 現はれ来り懇に 厳の言霊のり出し 清水を口に含みつつ 吾が生魂を呼び生けて 再び元の身となしぬ」

関連項目