霊界物語第15巻の諸本相違点

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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霊界物語第15巻の諸本相違点について記す。

霊界物語諸本相違点とは、霊界物語刊本の諸本(初版校定版愛善世界社版など)の本文の相違点のことである。

  • 諸本すべてをチェックしたわけではない。飯塚弘明霊界物語ネットのデータ作成の過程において気がついた相違点をピックアップしたものである。霊界物語ネットは愛善世界社版を底本にしており、主に愛善世界社版八幡書店版との相違点をピックアップしてある。全ての相違点ではなく、あくまでも気がついた点だけである。
  • 八幡書店版の本文は校定版とほぼ同じである。また、王仁DBのデータは霊界物語ネットと同じである。
  • 各諸本を次のように略す。 初…戦前の初版 再…戦前の再版(第二版のこと) 三…戦前の三版(四版以降も同様に略す) 御…聖師御校正本 普…普及版 校…校定版 修…修補版 八…八幡書店版(八幡版) 愛…愛善世界社版(愛世版) R…霊界物語ネット
  • 最も基準にすべき原典は御校正本であり、それと他の諸本を比較すべきである。また、八幡版の底本は校定版である。しかし霊界物語ネットのデータ作成の段階では御校正本や校定版が入手できなかったため、やむを得ず、八幡版や愛世版を基準にして、御校正本や校定版を比較しているかのような書き方をしている場合もある。
  • 天祥地瑞は最初から校正された状態で発刊されているため、御校正本というものは存在しない。戦前発行された初版と、戦後発行された版(再版以降)との比較になる。
  • ストーリー上の矛盾や、意味の変更を伴うような重大な相違点については 【重大】 という表示を付けた。
  • 「凡例」は八幡版には掲載されていない。校定版には「あとがき」として掲載されている(ただし三番目の「一、巻末の跋文には(略)興味がある事でせう。」は削除されている)。

p9 大国彦の子にして、大国別自ら
p10 大国彦の子なる大国別自ら (こちらの方が文法的に正しい)
p284下 校定版と同じ
p10 御校正本と同じ
御校正本と同じ
p287下 夕拝後五六七殿に於て参拝者一同に拝聴せしむ。
p18 夕礼拝後五六七殿に於て参拝者一同に拝聴せしむ。
愛世版と同じ
p62 あゝ惟神惟神(かんながら)
p57 あゝ惟神々々(かんながら)
p22下 アア惟神かむながら
p47(第4章) あゝ惟神神惟(かむながら)
p48 校定版と同じ「神惟(かむながら)」
「惟神(かむながら)」(校定版、愛世版の「神惟」は誤字であろう)
p313下 一つ此刃の剣で、
p89 一つ此刃の剣で、
愛世版と同じ
p164 古事記の豫言は古今一貫(豫は予の旧字体)
p152 初版と同じ「豫言」
p124 初版と同じ「予言」
p124 預言
初版と同じ「予言」(以前は「預言」だったが2023/09/20に「予言」に修正)
p336上 妾は汝が母伊冊命なるぞ、
p150 妾は汝が母伊冊命なるぞ、
愛世版と同じ
p349上 吾等は神伊諾大神の使者として
p187 吾等は神伊諾大神の使者として
愛世版と同じ
p353上 三人の女(めがみ)様の帯を解いて、
p197 三人の女(めがみ)様の帯を解いて、
愛世版と同じ
p354上 『アハヽヽヽ、議会と聞けば、醜の(いはや)を
p200 『アハヽヽヽ、議会と聞けば、醜の岩窟(いはや)を
愛世版と同じ
p258(第16章) 咫尺暗として昼夜を弁ぜず、 (誤字?)
p209 咫尺暗として昼夜を弁ぜず、
p358上 校定版と同じ
p210 御校正本と同じ
校定版と同じ (一般的には「澹」が正しい。「憺」は別の文字)
p291 八島主の天使(かみ)その他の天使(かみがみ)と別れを告げ、
p388上 校定版と同じ
p295 八島主の天使(かみ)其他の天使(かみ)と別れを告げ、
p360(第23章) 八島主の天使(かみ)(「神(かみ)」を「天使」に訂正している)其他の天使(「神々(かみがみ)」を「天使」に訂正している。フリガナは「かみ」にするか「かみがみ」にするか解釈の余地がある)と別れを告げ、
「かみがみ」