行雲流水
行雲流水(こううんりゅうすい)は、石山照明(いしやま てるあき)の著書。父・石山喜八郎の伝記小説。
ハードカバーとソフトカバー(普及版)の2種ある。
石山喜八郎(1911~1995年[1])は群馬県藤岡市生まれ。昭和7年(1932年)に大本入信。第二次大本事件で検挙され投獄される。一審で懲役2年が言い渡されるが、二審で無罪となる。
『大本関東教区七十年史』p180-186に石山喜八郎による第二次大本事件の回想記が掲載されている。
概要
題名 | 行雲流水 |
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副題 | ある大本教信者の数奇な生涯 |
著者 | 石山照明 |
発行日 | 平成28年(2016年)4月15日 |
発行所 | エスアイビー・アクセス |
発売 | 青雲社 |
頁数 | 233 |
定価 | 2,500円+税(ハードカバー) 1,600円+税(ソフトカバーの「普及版」) |
OBN | OBN:1930 |
目次
- p003/プロローグ
- p023/藤岡尋常小学校
- p033/東京遊学
- p057/大本教に出会う
- p063/紹介者は艮の金神
- p075/第二次大本事件 特高に拉致される
- p081/浦和警察署留置場
- p089/京都五条署鬼警部・高橋の取り調べ
- p099/検事・玉沢光三郎との対決
- p111/刑務所生活
- p125/出獄
- p131/勝ち取った無罪判決、そして結婚
- p135/出征
- p143/教官・浅野少尉との争い
- p153/初めての営倉
- p165/八路軍との白兵戦
- p171/香港島での敗戦
- p189/ポツダム上等兵誕生
- p201/捕虜生活
- p211/日本への帰還
- p215/エピローグ──戦後の長い小春日和
- p231/終わりに
脚注
- ↑ 本書p4,11