出口栄二選集

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
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出口栄二選集(でぐちえいじせんしゅう)は、出口栄二の著作集。全4巻。第一巻「大本の思想と歴史」、第二巻「大本弾圧事件」、第三巻「文化と宗教」、第四巻「平和を求めて」。

概要

題名 出口栄二選集
著者 出口栄二
編者 出口栄二還暦記念出版刊行委員会
発行日 昭和54年(1979年)5月27日(第一巻)
同年7月27日(第二巻)
同年6月27日(第三巻)
同年10月27日(第四巻)
発行所 講談社
頁数 462(第一巻)
482(第二巻)
478(第三巻)
481(第四巻)
定価 各巻 2,000円
ISBN-13
OBN 1310
備考

目次

第一巻 大本の思想と歴史

  • 還暦出版を祝って(出口直日
  • 自序
  • Ⅰ 立替え立直し
    • p016/今日に生きる大本の「筆先」
    • p048/出口なお『お筆先』の心
    • p106/出口王仁三郎『霊界物語』の心
    • p170/大本の立替え立直し
    • p236/大本の思想概要
    • p251/教団史の概要
  • Ⅱ 世直しの使命に生きる
    • p294/世界平和と倫理・道徳
    • p313/新しい型の人間
    • p324/万教同根論
    • p335/宗教は現代を救いうるか
    • p346/大本の現代的使命
    • p363/転換期に生きる大本信仰
    • p378/みろく信仰と大本の立場
  • Ⅲ 吾らのいのち
  • p459/初出一覧

第二巻 大本弾圧事件

  • Ⅰ 大本弾圧事件
    • p020/大本教事件
    • p256/風雪に耐えて
    • p283/大本事件概要
    • p295/大本事件とその真因
  • Ⅱ 信教の自由と大本の立場
    • p308/信教の自由と大本の立場
    • p325/平和と宗教
    • p340/『七十年史』における事件史観
    • p348/王仁三郎の抵抗精神
    • p357/つちかわれた反戦平和の精神
    • p364/宗教者の社会的実践
    • p374/〝浮島の怪猫〟の示唆するもの
    • p391/神愛と平和の思想
    • p418/社会主義と宗教
    • p439/現代において「聖」とは何か
    • p453/言論弾圧の嵐の中で
  • p479/初出一覧

第三巻 文化と宗教

  • 序にかえて
  • Ⅰ アジアに根ざす
    • p020/アジアに根ざす万教同根の思想
    • p059/アジア・日本におけるみろく信仰
    • p109/座談 アジア民衆の宗教(上田正昭梅原猛
  • Ⅱ 愛と美と生命
    • p150/対談 生命あふれる大思想(城山三郎
    • p163/対談 生きつづける創造の営み(谷川徹三
    • p173/対談 愛と美と生命(林屋辰三郎
    • p181/対談 真の芸術は在野から(加藤唐九郎
    • p209/座談 自然を愛する(金重陶陽金重素山
    • p214/大本の芸術論ノート
    • p232/土と水と火の神の芸術
    • p245/宗教と文化
  • Ⅲ アイヌの宗教
    • p254/序 私のアイヌ・シャマニズム研究
    • p268/アイヌ社会と生活
    • p301/アイヌのシャマニズム
    • p328/アイヌの死と他界観
    • p335/アイヌの祖霊祭祀
    • p342/アイヌのイナウ
    • p352/アイヌの呪術
    • p376/アイヌの歌舞
    • p387/シシャモカムイノミ
  • p391/Ⅳ 随想 新しき天地に生きる
  • p477/初出一覧

第四巻 平和を求めて

  • Ⅰ 主張歴程
    • ──昭和二十年代
      • p011/世界の黎明期
      • p019/愛善苑の現代的意義
      • p042/学生の使命
    • ──昭和三十年代
      • p048/海外の旅に学ぶ
      • p064/平和運動について
      • p069/日常生活の中からの平和を
      • p079/一九六〇年を迎えて
      • p088/一九六一年の決意
      • p095/世界たすけの信心へ
      • p103/新しい平和世界の女性観
      • p124/危機せまる世界
      • p136/平和よ、悪魔を祓え!
      • p146/原水協の分裂に訴える
    • ──昭和四十年代から現在
      • p154/聖師生誕百年に思う
      • p159/平和の根底に土の思想を
      • p163/経綸の宗教に生きる
      • p170/沖縄復帰の意味
      • p176/さらつの根源からの出直し
      • p181/現代思潮と開祖の精神
  • Ⅱ ひとすじの道
    • p216/対談一 故郷・青春・信仰 ─敗戦まで─(出口和明
      • 家口家の由来/祖母・田中たま/印象に残る母/幼い日の魂/父の愛情/宗教との出会い/佐賀の想い出/大本との邂逅/異母兄妹/初めての修行/第二次大本事件/大連二中へ/思想の訓練/反面教師に学ぶ/ある想い出/有栖川宮家の血/天皇家と天皇制/学生時代/昭和十七年八月/聖師の懇望/〝悪魔と悪魔の戦争じゃ!〟/即日帰郷/聖師の愛情/雑魚と蕗/〝負けましてお目痛うございます〟/縁談進行/出口家入り/敗戦の日/〝回想ばかりもしとられへん〟/瑞霊真如聖師へ帰れ
    • p298/対談二 平和運動の中で ─昭和三十七年まで─(栗原彬
    • p365/対談三 人類平和の基盤を求めて ─現在まで─(栗原彬
    • p461/大連二中時代の思い出
  • p471/初出一覧
  • p475/出口栄二 年譜