黄泉国
黄泉国(よもつのくに、よもつくに)は、
- 霊界物語に登場する国。黄泉島(ムー大陸)のこと。 →「黄泉島」を見よ
- 古事記において、死者の国を指す。下の「古事記における黄泉国」の項を見よ。
- 古事記言霊解によると、「この黄泉国は死後のことをいうたのでなくして、今日の全世界の状態が黄泉国であります」「火の神いはゆる火力文明のために、世界は黄泉国と化つたのである」[1]
- 「地中地汐の世界」[2]
- 太古、アジアは伊邪那美尊が領有しており、黄泉国というのは印度、支那、トルキスタン、ムー大陸等の全部の総称だった。伊邪那美尊の帰幽後、素盞嗚尊がアジアを知召すことになった。[3]
表記ゆれ
単語の表記ゆれと、振り仮名の表記ゆれ。括弧内は使用回数。
単語 | 振り仮名 |
---|---|
黄泉国(38回) | よもつのくに(19回)、よもつくに(16回)、よみのくに(3回) |
黄泉の国(15回) | よもつのくに(9回)、よみのくに(6回) |
黄泉御国(1回) | よもつみくに(1回) |
黄泉津国(1回) | よもつのくに(1回) |
古事記における黄泉国
黄泉国(よみのくに)とは死者の国である。イザナミは神生みの最後に火の神(カグツチ)を産み、火傷で死んでしまった。イザナギは妻に会うため黄泉国へ行く。イザナミは黄泉神と相談する間、見ないで欲しいと言って殿の奥へ行く。だがイザナギは待てずに覗いてしまうと、そこにはイザナミの変わり果てた姿があった。イザナギは逃げるが、醜い姿を見られたイザナミは怒って、黄泉醜女に追い駆けさせる。イザナギは黄泉比良坂の坂本で桃の実三個を投げると、彼らは逃げ帰った。最後にイザナミ自身が追い駆けて来るが、イザナギは千引の岩で道を塞いで、地上に帰って来た。
この古事記の黄泉国の段は、霊界物語においては第8巻第11~12章の「海の竜宮」と、第10巻第1~26章の「黄泉比良坂の戦い」の物語に描かれている。また第8巻第6篇(第39~43章)「黄泉比良坂」に古事記言霊解が収録されている。
脚注
- ↑ [[{{#switch:8 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第8巻 }}第40章]]{{#if:言霊解二|「言霊解二」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z40|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=040|#default=40 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #
- ↑ [[{{#switch:6 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第6巻 }}第29章]]{{#if:泣沢女|「泣沢女」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z29|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=029|#default=29 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #:「伊邪那岐命は、伊邪那美命の黄泉国、すなはち地中地汐の世界に、地上の世界の混乱せるに驚き玉ひて逃げ帰り玉ひしを」
- ↑ [[{{#ifexpr:581 < 250 |水鏡 |{{#ifexpr:581 < 462 |月鏡|玉鏡}} }}]]{{#if:亜細亜大陸と素尊の御職掌 |「亜細亜大陸と素尊の御職掌」 }}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}|&mka={{#if:|{{{3}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{4}}} }} |-{{#if:|{{{4}}} }} }}{{#if:{{#if:|{{{3}}} }}|#{{#if:|{{{3}}} }} }} #
関連項目
外部リンク
- <wp>黄泉</wp>
- <kb>黄泉</kb>