人鳥
人鳥(にんちょう)とは、霊界物語に登場する鳥。人の顔で、翼が生えた、カッコウのような鳥。妙な声を出してつぶやく。
概要
[[{{#switch:15 |64a=第64巻上 |64b=第64巻下 |nm=入蒙記 |第15巻 }}第19章]]{{#if:第一天国|「第一天国」}}{{#if:|頁}}{{#if:|/ }}{{#if:|- }}}}{{#switch:z19|z1|z2|z3|z4|z5|z6|z7|z8|z9=019|#default=19 }}{{#if:{{#if:| }}|&mka={{#if:| }} }}{{#if:{{#if: | }} |-{{#if: | }} }}{{#if:{{#if:| }}|#{{#if:| }} }} #だけに登場する。
言依別命の侍者3人(玉彦・厳彦・楠彦)の前に男(天使の松彦)が、数多の美しい鳥を数百羽引き連れて現れる。男はこの鳥について次のように説明する。
- これは人鳥と言い、高天原の玩弄物(おもちゃ)になったり、お使いをする。
- 元は現界にいて、高い所に上がって訳の分からぬことをさえずり、バカセ(博士?)とか何とかいう保護色や、長い嘴(くちばし)を使って人間の頭をこついた報いで、このような者に変化してしまった。
- このような奇形的な鳥は神界にはいない。閻魔の庁より、神界のお慰みのために、幽界(地獄界)から輸入された。今年も3800羽ほど輸入された。
- みな言語は明瞭ではないが、それぞれ小賢しいことをさえずる怪鳥である。
- 高天原を中心に十里四方の内側には置くことが出来ないという大神の命令により、十里圏外に送り出した。
数多の人鳥は「キウ窮、クウ苦々」と鳴きながら、家鴨(アヒル)のように河に飛び込み、カイツブリのように浮いたり沈んだりしている。