勝彦 (道彦)
この項目では、後に道彦と改名した勝彦について説明しています。その他については「勝彦 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
勝彦(かつひこ)は、霊界物語の登場人物。三五教の宣伝使。第14~15巻に登場する。第15巻で道彦(みちひこ)と改名する。
概要
- 初出:第14巻総論歌#、第14巻第6章「楽隠居」#(勝彦)、第15巻第1章「破羅門」#(道彦)
- 第14巻では「勝彦」という名で、第15巻では改名して「道彦」という名で出る。
- 年は数え年で30歳。[1]
主なエピソード
- ウラル教に捕まり小鹿峠の岩窟の中に幽閉されていたところを、弥次彦、与太彦らに救出される。〔第14巻第6章「楽隠居」#〕
- 弥次彦とともに暴風に吹き上げられ、幽界旅行をする。〔第14巻第7章#~第8章#〕
- 弥次彦、与太彦、勝彦はそれぞれ安彦、国彦、道彦と改名し、太玉命の従者となる[2]。太玉命一行はバラモン教の鬼雲彦が支配する顕恩郷に乗り込むが、3人はエデン河を渡る際、バラモン教に攻撃され、濁流に呑まれて行方不明になってしまう。〔第15巻第1章「破羅門」#~第15巻第2章「途上の変」#〕
- 安彦、国彦、道彦の3人に田加彦、百舌彦を加えた計5人は、幽界旅行し、一途の川で2人の婆と会う。妙音菩薩に救われ、現界に戻る。〔第15巻第5章「五天狗」#~第7章「釣瓶攻」#〕
- 5人は北山のウラナイ教の本部で、高姫・黒姫に遭遇する。出刃包丁を持った2人に追いかけられ、床に散ったとろろ汁に足を滑らせる。〔第15巻第8章「ウラナイ教」#~第9章「薯蕷汁」#〕