菊水旅館
菊水旅館(きくすいりょかん)は、奈良にある旅館で、霊界物語の校正地の一つ。
昭和10年(1935年)2月17日、王仁三郎は奈良の菊水旅館で、第6巻第40章から第50章までを校正した。
王仁三郎は2月9日から近畿各地の昭和神聖会の発会式に臨席したが、17日は奈良支部の発会式に臨席している。その際に校正したと思われる。<ref>「大本年表」2月9日の項。</ref> <ref>『真如能光』昭和10年(1935年)3月号「昭和神聖運動 総本部日記」p17「二月十七日 統管臨席の下に奈良支部発会式挙行」。</ref>
この旅館はおそらく奈良市の春日大社の鳥居前にある「菊水楼(きくすいろう)」(明治初年に創業)ではないかと思われる。
2月17日に菊水旅館で「神鹿の数多遊べる春日神社神苑内の清々しきかな」という歌を詠んでおり、第6巻の余白歌として掲載された。<ref>『霊界物語資料篇』p478</ref>
脚注
<references/>
外部リンク
- [1](菊水楼 公式サイト)