黄金の大橋
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
黄金の大橋(こがねのおおはし)は、
本項では神界のヨルダン河に架かる黄金の大橋について解説する。
概要
- 表記ゆれ:黄金橋(こがねばし)
- 初出:第1巻第23章「黄金の大橋」#
- 神界のヨルダン河に架かる黄金の大橋は、勾配が急で、長い大きな反橋である。神界旅行の旅人は、橋から滑り落ちてしまう人もいる。一面金色で、自分の身魂が映って本性を現すようになっており、非常に猛悪な悪魔が来ても渡ることが出来ないので、橋の下の深い流れを泳いで渡る悪神もいる。十二の太鼓橋が繋がっているようなもので、欄干が無く、橋を渡るためには一切の荷物を捨てて跣足となり、足の裏を平たく食い付けて歩かねばならない。この橋を渡ると聖地エルサレムに着く。[1]
- 黄金の大橋は、善悪正邪の真相が一目に分かる橋である。金輪際の地底から湧き出た橋で、容易に破壊できない。[2]
- 竜宮城の手前にも「黄金の橋」が架かっているが[3]、それはヨルダン河の黄金の大橋とは別の橋である。
- 大洪水の前、天の浮橋が出現した際に、黄金の大橋は地底から動揺して虹のように上空に昇り、次第に希薄となり、ついにその影を没してしまった。[4]
- 大洪水後は、黄金の大橋は無く、舟の渡し場になっている。[5]
主なエピソード
脚注
- ↑ 第1巻第23章「黄金の大橋」#
- ↑ 第1巻第24章「神世開基と神息統合」#
- ↑ 第1巻第23章「黄金の大橋」#:「それからそこに黄金の橋が架けられてあり、その橋の向ふに大きな高殿があつて、これも全部黄金造りである。これを竜宮城といふ」
- ↑ 第5巻第23章「神の御綱」#:「黄金橋もまた地底より動揺して虹のごとく上空に昇り、漸次稀薄となり、大空に於て遂にその影を没して了つた」
- ↑ 第65巻第25章「道歌」#:「(略)と謡ひ乍ら漸くにしてヨルダン川の渡し場に着いた。昔はここに黄金橋と云ふ黄金の橋のかかつてゐた処である。川の西岸には日出別命数多の神司を従へ(略)日出別命の命によつて新造の無棚舟は、四人の水夫が櫓櫂を操り乍ら、此方に向つて漕ぎ来る」