高照山 (紫微天界)
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
この項目では、紫微天界の高照山について説明しています。その他については「高照山」をご覧ください。
概要
- 初出:第73巻第16章「八洲の河」#
- 主の大神は泥海の世界を固めるため、まず初めに「筑紫ケ岳」「高地秀の峰」「高照山」の三大高山を生み出した。[1]
- 高照山は仏書の須弥仙山であり、スメール山、気吹の山とも呼ぶ。[2]
- 高照山は今日の測量法によれば、高さ33万尺(約100km)、周囲8800里(1里4kmとして35,200km)ある。四方に流れる川は5670あり、その中の最も深く広く数多の谷水を合して東へ向かって流れる川を「日向河(ひむかがわ)」と呼び、南に流れる川を「日南河(ひなたがわ)」と呼び、西に流れる川を「月の河」と呼び、北に流れる川を「スメール河」別名「高照河」と呼ぶ。[2]
- 高照山の山麓に聖地「高日の宮」がある。[3]
- 東雲郷(東雲の国)の西南に高照山が聳え立つ。[4]
- 高照山の西南の「万里の海」の海上に「伊佐子の島」がある。[5]
主なエピソード
第73巻第16章から第29章にかけて、高照山(及び高日の宮)が舞台となっている。
- 太元顕津男の神は高照山の山麓の「高日の宮」に向かう。到着するとそこで如衣比女の神と結婚し、80年間この宮居に鎮まった。[6]
- 二人の間に美玉姫の命が生まれる。[7]
- 如衣比女の神は、高照山の谷(高照谷)の「中津滝」で禊をしていると、頭に鹿のような大きな角を生やした大蛇に呑まれて死んでしまう。[8]
- 大蛇は大御母の神たちの言霊によって逃げ去った。太元顕津男の神が高日の宮で祝詞を奏上すると、清庭に主の大神が降臨する。主の大神は至聖殿で大神宣(おおみこと)の宣り終わると神姿を隠した。主の大神の大神宣によって太元顕津男の神は我が身の穢れを反省し、自分に与えられた国生み神生みの神業を遂行することを言挙げする。[9]
- 太元顕津男の神は、美玉姫の命の養育を大御母の神に頼み、高照山を後に東の国を目指して旅立つ。[10]
- 美玉姫の命は無花果の実を一つ口に入れるとたちまち成人した。高日の宮の司となる。[11]