鏡の岩
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
鏡の岩(かがみのいわ)は、
- 霊界物語に登場する岩で、第二天国にある。第15巻に出る。
- 霊界物語に登場する岩で、中有界にあり、「鏡岩」とも呼ばれる。第31巻第19章「怪原野」#だけに出る。秋山別とモリスが原野を歩いていると、鏡の岩が猛火となって燃え上がり二人に迫った。
- 霊界物語に登場する岩で、火の国の荒井峠にある。固有名詞というよりは「鏡のように滑る岩」という意味の普通名詞だと思われる。第35巻第18章「山下り」#だけに出る。
- 若狭湾の沓島にあり、『大地の母』に登場し、「鏡岩」と呼ばれる。「冠島側に臨む海中に屹立した岩。沓島の中でここだけに鯖鳥が棲息している」。[1]
本項では第二天国にある鏡の岩について解説する。
概要
主なエピソード
玉彦、厳彦、楠彦の3人は、天使の松彦(言代別)に案内され第二天国を進んで行くと、鏡の岩に行き当たった。松彦に「各自心を開けば自然にこの鏡岩を通過できる」と言われるが、3人はどうしたらいいのか考え込む。厳彦が「天国に来て有頂天となり祝詞を唱えることを忘れていた」と気付き、3人で一心不乱に天津祝詞を100回ばかり奏上すると、鏡の岩は自然に左右に開き、清き大道が現れた。〔第15巻第19章「第一天国」#~第20章「五十世紀」#〕
その他
『新月の光』によると、第二天国にある鏡の岩は亀岡のことである。「亀岡は亀すなわち鏡の岡。神の岡の意味である。ここで祝詞をあげたら、第一天国へ入ることが出来るのである。(大正十四年秋)」。[3]