鎌彦
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
鎌彦(かまひこ)は、霊界物語に登場する人物。2人いる。
(1) 第10巻に登場する鎌彦は、ロッキー城の表門の門番。笠彦と共に登場する。
(2) 第56巻に登場する鎌彦は、ケリナ姫(テルモン山の神館の小国別の二女)の夫。
- 初出:第56巻第2章「恋淵」#
- 鎌彦とケリナ姫は駆け落ちしてエルシナ谷にあばら家を建てて生活していたが、鎌彦は商売をして金儲けをするため家を出て、それきり帰らなかった。〔第56巻第2章「恋淵」#〕
- 実は鎌彦はケリナ姫と一緒になる前に、ベルジーという男を恋敵だと思い込み殺してしまった。そのベルジーの怨霊が夜な夜な現れ睨みつけるため、ついにはケリナ姫の顔がベルジーに見えて来た。そのため鎌彦は家を出て行商をしていたが、三人組の泥棒(ベル・シャル・ヘル)に出会い、持ち物を奪われた上、ライオン河に投げ込まれて死んでしまった。八衢でケリナ姫と出会った鎌彦は、実はベルジーはケリナ姫の兄だと明かされる。〔第56巻第3章「仇花」#〕