算盤岩
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
算盤岩(そろばんいわ)は、霊界物語に登場する岩。2つある。
- 亀岡の打チ越坂を上った所にあり、第37巻第8章「梟の宵企」#に1回だけ出る。「高熊山の修業場を右手に眺め、猪熊峠をドンドン登り、危険極まる打チ越と云ふ坂を上り、算盤岩を渡り、再び馬の背の険を経て、奥山の玉子ケ原と云ふ谷間へ進んで行つた」。『大地の母』によると「打越坂の頂上は猪熊峠をつなぐ道、そこから西方の山道をしばらく行くと、表面が算盤の玉のようにでこぼこした算盤岩」[1]がある。
- 亀岡の保津峡にあると思われる岩。第38巻第19章「鞍馬山(二)」#に1回だけ出る。「流れも清き保津川の激潭、急流に散在する奇石怪岩面白く、読み尽されぬ書物岩、数へ尽せぬ算盤岩、激潭飛瀑の中に立ち並ぶ屏風岩、仏者の随喜渇仰する蓮華岩を川底に見降しつつ、渓間の鉄橋矢を射る如く、早くも嵐峡館の温泉場」。