玉の湖 (ウヅの国)
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
この項目では、ウヅの国にある玉の湖について説明しています。その他の用法については「玉の湖 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
玉の湖(たまのうみ)は、霊界物語に登場する湖。高砂島のウヅの国の大原野・櫟ケ原(くぬぎがはら)にある(ただし「玉野原」にあるという記述もある[1])。
概要
主なエピソード
高姫は日の出姫の神示[3]によってアマゾンに行くことになった。
アルの港から舟に乗るため、常彦・春彦と共にアルゼンチン(ウヅの国)の大原野の櫟ケ原を東へ進んで行く。大湖水(玉の湖)に行き当たり、左へ回って進むことにする。一里ほど進むと椰子樹の森があり、そこで一夜を明かした。
翌朝、そこに神の姿をした石が立っていることに気づく。その石像の裏には、鷹依姫、竜国別、テーリスタン、カーリンスの一行4人が改心した記念にこの石像を刻んだことが記してあった。高姫は罪滅ぼしのために(高姫が、鷹依姫たちに黄金の玉を探すよう命じた)この石像を鷹依姫たちだと思って背負って行くことにする。「これが家々に、小さき地蔵を造り、屋敷の隅に、石を畳み、其上に祀ることとなつた濫觴である」。
高姫は石像を背負い、湖畔を東へと進んで行く。湖に、美しい五色の縦筋や横筋の入った魚がいた。玉の湖の錦魚(にしきうお)、別名・金魚と呼ぶ。高姫はこの魚を見て神様の御経綸を思い、経糸はジッとしていればよいのに、緯糸以上に藻掻くものだから、さっぱりワヤになってしまったのだ、と自分の行いを反省する。〔第29巻第13章「愛流川」#~第14章「カーリン丸」#〕