泣いて明石の浜千鳥

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

泣いて明石の浜千鳥(ないてあかしのはまちどり)は、浄瑠璃や都々逸などで使われる慣用句。

「泣く(鳴く、啼く)」ことを表現する慣用句だと思われる。浜千鳥とは浜辺にいる沢山の鳥のこと。

【例】清元節(浄瑠璃)の一つ「青海波(せいがいは)」の一節

 「ヤンラ 月の名所はよそほかに 鳴いて明石の浜千鳥 ヤサホウヤサホウ 主に淡路は気にかかる」


霊界物語では3回使われている。

【例】「縺れ絡みし恋糸の 解くべきよしも泣いじやくり 泣いて明石の浜千鳥 百鳥騒ぐ波の上 穏かならぬ思ひなり」〔第5巻第43章長恨歌#

関連項目

  • 明石:明石が付く地名等