小笹ケ原
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
小笹ケ原(おざさがはら)は、霊界物語に登場する野原。
(1) 小笹が茂る原っぱ、という意味の普通名詞。第7巻附録 第三回高熊山参拝紀行歌#に1回だけ出る。「小笹ケ原を進みきぬ 一同息をやすめつつ」
本項では(2)について解説する。
概要
主なエピソード
白馬ケ岳の魔棲ケ谷に巣くう魔神を掃討するため、田族比女の神(御樋代神)は従神の十柱神のうち五男三女神に先陣を切らした。〔第77巻第13章「五男三女神」#〕
その一柱・霊山比古の神は、泉の森の本営を出て大野ケ原を南へと進み、白馬ケ岳の山麓のやや平坦な小笹ケ原に着いた。後から出発したはずの三女神がすでに居て夜光の玉で辺りを照らすが、それは曲津神の策略だった。〔第77巻第14章「夜光の眼球」#〕
翌日、他の七柱も合流し、それぞれ部署を定めて曲津神に対する言霊戦を開始した。曲津神の様々な策略に騙されかけるが、ついに勝利し、魔棲ケ谷の曲津神を根絶した。曲津神は自分で光を発せないため、真の神を真似るため宝玉を身にまとう。曲津神が逃げて行った巣窟からそれらの宝玉を戦利品として持ち帰り、田族比女の神が待つ泉の森へ帰って行った。〔第77巻第15章「笹原の邂逅」#~第19章「邪神全滅」#〕