天教山の十二個の玉
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
天教山の十二個の玉(てんきょうざんのじゅうにこのたま)とは、霊界物語第5巻に登場する玉で、天教山の噴火によって生じた11個の玉と、瑠璃光色の玉(黄金水の十二個の玉の一つ)を合わせた計12個の玉のことである。
名称
霊界物語に「天教山の十二個の玉」という名称は出て来ない。便宜的な呼び方である。霊界物語では単に「十二個の宝玉」と呼ばれ、固有名詞は存在しない。
概要
主なエピソード
第5巻第25~26章で天教山が爆発した時、天に向かって数多の星光が打ち上げられ世界各地に落下した[1]。そのうち11個の宝玉が瀬戸の海に落下し、数多の海神は海底に潜って探し求め、瀬戸の海の一つ島の守護神・杉高に奉った。
この島にはもともと黄金水の瑠璃光色の玉が秘し置かれており、それと合わせて12個の玉が揃った。国祖は杉高がこの孤島で苦節を守り、玉を厳格に保護して来たその誠敬の心に感じて、11個の玉を下し、12個の玉を揃えさせたのである。
この12個の玉は天の磐船に乗せ、玉若彦によって、地教山の高照姫命のもとに送り届けられた。〔以上、第5巻第33章「暗夜の光明」#〕
その後この玉がどうなったのかは、どこにも書かれていない。