天引峠
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
天引峠(あまびきとうげ)は、京都府南丹市と兵庫県篠山市との境にある峠。標高320m。「岩坂峠」とも呼ばれる。
現在は国道372号線が通っているが、古代の山陰道で、東の方は穴太に通じている。
元暦元年(1184年)の「一ノ谷の戦い」で源義経は、京から天引峠を通って一ノ谷(現・神戸市須磨区)へ向かった。
『大地の母』第5巻の「売僧の詐術」には、喜三郎が天引峠を通った際に二人の男から金を無心されたエピソードが載っている。
霊界物語では天引峠が舞台として出ることはないが「天引峠の二度ビックリ」という慣用句(意味は不明)として使われている。[1]
脚注
- ↑ 第52巻第13章「黒長姫」#:甲のセリフ「併し此関所は天引峠の二度ビツクリといふのだから、一つ吃驚せなくちや通過は出来ない」、黒長姫のセリフ「神様の神徳を横領せむとするお前さまは天の賊だよ。それだから、こんな天引峠の二度吃驚を通らなくちやならぬ様になつたのだ」
外部リンク