天保山

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

天保山(てんぽうざん)は、霊界物語に登場する山。沈んで日本海となる。


主なエピソード

第1巻

八島別は、大八州彦命を救援するため、天教山で神軍を率いて構えていた。[1]

天教山と天保山を舞台に、大八州彦命が率いる神軍と魔軍とが激突する。魔軍は潮満の珠潮干の珠を駆使して神軍を攻撃。大洪水が起きて天教山は水中に没して行く。そのとき国祖の雄叫びで大地震が起き、天教山が隆起、天保山が沈没して、現今の日本列島、日本海、富士山が出来た。[2]

天保山は急に陥落して今の日本海となり、潮満・潮干の珠は魔軍と共に日本海の海底に沈没した。[3]

入蒙記

日出雄(王仁三郎)一行は外蒙古で西北に向かって行軍を続けていたが、興安嶺で突然針路が南に転じて進んで行く。周りの景色がいつしか変わって、目の届く限り火山爆発の跡が見えた。溶岩あるいは火山灰が凝固した中を通り抜けて行く。日出雄は、これが霊界物語の第一巻にある天保山の一部だ、と語る。[4]

現実の天保山

  • 現在の日本海から外蒙古まで天保山だったということになるが、現実の地理と照らし合わせて考えてみると、あまりにも範囲が広大過ぎる。裾野は天教山よりも大きいということになってしまう。
  • 天保山(日本海・外蒙古)の「北東」に天教山(富士山)がある霊界物語に書いてあるが[1]、現実の地理とは方角が正反対である。

脚注