大谷川
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
概要
主なエピソード
台湾を救うため球の島の照彦王に救援を求めに来た日楯・月鉾・ユリコ姫は、照彦王から密書を通して「向陽山の常楠仙人に会いに行け。ただし大谷川を渡るまでは決して言葉を発してはならない」と言われる。八千代姫・照代姫を伴い五人で向陽山に向かう。途中で鹿のような大きな角を生やした大象のような怪物が現れて日楯・月鉾を呑み込んでしまう。二人は運命を惟神に任せた。気が付くと、いつの間にか大谷川の激流を渡り、岸辺に立っていた。三人の女はまだ反対岸にいる。二人は天津祝詞を奏上すると、不思議なことに三人の女は激流の上を平然と歩いて渡って来た。
常楠仙人から台湾を救う神宝(二つの玉と三つの鏡)を受け取った五人は、帰路、大谷川の岸まで来ると、急流で渡ることが出来ない。ユリコ姫が神宝の鏡で川を照らすと、不思議なことに川の水は堰き止められて、五人は川を渡ることが出来た。〔以上、第28巻第14章「二男三女」#〕