大海原
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
大海原(おおうなばら)とは、
- 広い海のこと。
- 神素盞嗚大神が統治すべきこの地球上のこと。
本項では地球上としての大海原について解説する。
概要
- 第1巻第22章「国祖御隠退の御因縁」#:「大地の霊界は前述のごとくに大国常立命之を司りたまひ、その大海原は日之大神の命によりて須佐之男命これを主宰したまふ神定めとなつた」
- 第11巻第15章「大気津姫の段(一)」#:「大海原の主神たりし速須佐之男命に千位の置戸を負はせ(略)父伊邪那岐大神より、大海原なる大地球の統治権を附与されて、天下に君臨し玉ふべき素尊でありますけれ共」
- 第12巻第28章「三柱の貴子」#:「海原といふのは此地球上のことであります。地球は陸が三分の一しかありませぬ、三分の二といふものは海であります。で地球を総称して大海原と申すのであります」
- 大海原とは地球上のことであるが、物理的・地理的な地球上ということではなく、人間が住む地上・人間界・現界という意味である。
記紀における分治
古事記では三貴神が生まれた際にイザナギが、アマテラスには「高天原」を、ツキヨミには「夜の食国」を、スサノオには「海原」を治めよと命じている。
日本書紀では、アマテラスには「高天原」を、ツキヨミには「海原」を、スサノオには「天下(あめのした)」を治めよと命じている。