大宮山
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
大宮山(おおみややま)は、霊界物語に登場する山。第68巻にのみ出て来る。タラハン国にある。
大宮山は、タラハン城の正南3千メートルの地点にある、樹齢千年の樹木が鬱蒼として生い茂る小高い山。山の周りには深い池が廻っている。ウラル教の盤古神王を祭った社があり、タラハン王家の氏神として崇敬され、この地は市民の公園となっていた。[1]
捜索隊に追われているアリナ(左守ガンヂーの息子)は盤古神王の社の中に隠れていると、父ガンヂーが社に現れ、息子アリナがスダルマン太子に悪知恵を付けている(と誤解している)ので一刻も早く捕まるよう祈願をする。その祈願の内容を聞いたアリナは憤り、大声を出して「大宮山の盤古神王の眷族・天真坊」だと名乗り、ガンヂーが犯した罪を暴露する。ガンヂーや部下は驚いて逃げて行った。[1]
大宮山の盤古神王の社は、梅公別宣伝使の指揮により、以前より数倍大きな社殿を造営し、三棟の社を建て、中央には大国常立尊、豊雲野尊を祭り、左側の宮には神素盞嗚尊、大八洲彦命を鎮祭し、右側の宮には盤古神王及び国魂の神を鎮祭し、カラピン王家の産土神として、王が自ら斎主となり奉仕することとなった。[2]