八島別
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
概要
主なエピソード
第2巻
シオン山の戦いの時、稚桜姫命はシナイ山を魔軍から守るため、八島別を主将とし、8人の神将を副えて、シナイ山を守護させた。〔第2巻第1章「攻防両軍の配置」#〕
第7巻
八島別は天教山から肥の国(火の国)に天降り、館(「常磐城」とか「火の国館」と呼ぶ)を造って国を治めようとしていた。
国人から選ばれたという虎転別が館に入って来て、八島別に乱暴狼藉を振るう。そこへ日の出神・祝姫・面那芸司の一行がやって来た。日の出神は虎転別を改心させる。
八島別は肥の国の守護職となった。(虎転別は豊の国の守護職となった。八島別の長女・愛子姫が結婚した虎公は虎転別の息子である[3])
〔以上、第7巻第30章「天狗の親玉」#~第36章「豊日別」#〕
第35巻
会話の中で八島別の名前が出るだけで本人は登場しない。
八島別夫婦は、豊照彦(豊の国の豊日別の息子)を養子に貰い、長女の愛子姫と結婚させようとした。しかし愛子姫は貴族生活が嫌いで家を出て行ってしまった──ということが新公(虎公の子分)のセリフの中で語られている[2]。〔第35巻第8章「心の綱」#〕
八島別夫婦は2~3年前まで、火の国館を守っていたが、天教山から日の出別がやって来て、木花姫命の御用が忙しいから天教山に帰れという命を与えた。八島別は日の出別と共に天教山に帰った(妻・敷妙姫はヒマラヤ山へ行った[4])。その後は素尊が連れて来た活津彦根命(高国別)が(高山彦と名を変えて)火の国を治めている──ということが玉公(火の国館の受付)のセリフの中で語られている[5]。
似た名前の人物
脚注
- ↑ 1.0 1.1 第7巻第36章「豊日別」#:「ここに八島別は、純世姫命の神霊を祀り、肥の国の守護神となり、建日向別となり」
- ↑ 2.0 2.1 第35巻第8章「心の綱」#:新公のセリフ「八島別の神様は敷妙姫様といふ奥さまがあつて、其仲にお生れ遊ばしたのが愛子姫さま、其妹に依子姫様といふ綺麗なお嬢さまがあつたのだ。さうした所、御両親様が豊の国の豊日別様の御子息豊照彦様を養子に貰つて、後をつがさうと遊ばした所、愛子姫さまは、貴族生活が生れつきの大のお嫌ひで(以下省略)」
- ↑ 第35巻第8章「心の綱」#:新公のセリフ「昔火の国に御座つた虎転別さま、後に豊の国へ行つて豊日別命とお成り遊ばした結構な神様の総領息子だ。それで虎公と云ふのだ」
- ↑ 第35巻第16章「浮島の花」#:女神の一人の歌「八島別神の命は天教の 山に登りて栄えましけり。敷妙の神の命の汝が母は 今ヒマラヤの山にましける。」
- ↑ 第35巻第22章「当違」#の章末:玉公のセリフ「此神館は二三年前まで、天教山より降りましたる天使八島別命様御夫婦がお守りになつて居りましたが、天教山より日の出別神様お越し遊ばし(以下省略)」