イルナの森
出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』
概要
主なエピソード
- 黄金姫・清照姫の一行4人(他にレーブ、カル)は、フサの国の葵の沼の畔で照国別一行と別れた[2]後、西へと進んで行き、イルナの森に着いた。古ぼけた大きな祠があり、その中で寝に就いた。そこへバラモン教の3人の捕り手(アルマ、ハム、テク)が現れるが、レーブとカルが床下から石で叩くと、その音に3人は驚いて腰を抜かしてしまう。レーブは3人の中でも特に恨みのあるテクを赦さず懲らしめようとするが、黄金姫は「無抵抗主義と忍耐と慈悲の三五教に入ったのだから今までの恨みは川に流して赦しなさい」と諫めるが、レーブはどうしても赦そうとしない。黄金姫が3人を赦すと、3人は動けるようになり、姿を隠した。黄金姫一行は夜が明けるとこの場を出てイルナの国の都を指して進んで行く。〔第40巻第20章「入那の森」#〕 (この章は第40巻の最後の章で、話は次の第41巻へ続く)
- 一行4人はイルナの国のヨルの都に向かって進むが、森の木陰から現れた黒い影に、黄金姫・清照姫は連れ去られてしまう(2人は狼に導かれ高照山の狼の岩窟へ行く[3])。残されたレーブとカルの前に、テームス(左守クーリンスの家来)ら7~8人の男が現れ「黄金姫・清照姫の居場所を教えてくれ」と頼む。2人は「ここでは言えないのでクーリンスの前で申し上げる」と言い、イルナの都に行くことになる。〔第41巻第1章「入那の野辺」#〕
脚注
関連項目
- イルナ - 「イルナ」または「入那」が付く霊界物語の地名。