お作

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

お作(おさく)は、霊界物語に登場する人物。高春山に向かう竜国別が出会った18歳[1]の女。第21巻第12章奇の女#第13章夢の女#だけに登場する。ただし「お作」という名前は第13章だけにしか記されていない。

竜国別が古社(山口の宮)の床下で寝ていると、一人の女(お作)がカーリンスの手下である6人の男に捕まって連れて来られた。竜国別は男たちを追い払い、女を助けた。女はこの里の者でお作と名乗った。お作は竜国別に夫になってくれと頼む[2]。竜国別は断るが、しかしお作のしつこい誘惑に負けて結婚の約束をする。するとお作は竜国別を突き倒し、そんな柔弱な精神では悪魔の征服は出来ないと叱責して姿を消した。

このお作は実はお初(初稚姫)の化身であった。[3]

脚注

  1. 第21巻第13章夢の女#:「ハイ妾も最早十八才になりました」
  2. 第21巻第13章夢の女#:「貴方は神様から御許し下された本当の夫、どうぞ可愛がつて下さいませ」
  3. 第21巻第18章解決#:お初のセリフ「竜国別の宣伝使、昨夜古き社の前にて汝の逢うた女は妾の化身であつたぞや」