神丹

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

神丹(しんたん)は、

  1. 霊界物語に登場する霊薬。どんな毒でも解毒する薬。
  2. 霊界物語第49巻第19章の章題。

本項では薬としての神丹について解説する。


概要

  • 初出:第49巻総説#第49巻第19章神丹#
  • 「百毒解散(ひゃくどくげさん)」の「霊薬」。[1]
  • 似たような名前の薬に「霊丹」があるが、神丹と霊丹が同一かどうかは不明。薬効から考えて、別の薬だと思われる。

主なエピソード

高姫妖幻坊の杢助祠の森の神殿を乗っ取るため、酒や食べ物に「毒酸」を入れて神司の珍彦静子夫婦を食事に招き、毒殺しようとたくらんだ。〔第49巻第18章毒酸#

その話を立ち聞きしてしまった(珍彦・静子の娘)は「神丹」を両親に渡す。昨夜、楓の夢の中に文殊菩薩が現れ、神丹を渡し「お前の両親に危機が迫っているから、これを一粒ずつ飲ましておけば大丈夫」と告げた。目が覚めたら手の上に薬が三粒乗っていたのだ。三人はそれを飲んだので、高姫の食事を食べても無事だった。〔第49巻第19章神丹#

脚注

  1. 第50巻第11章#:「百毒解散の神丹を」、「結構な結構な神丹と云ふ霊薬を」