白瀬川 (綾部)
この項目では、綾部の白瀬川について説明しています。その他の用法については「白瀬川 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
白瀬川(しらせがわ)は、霊界物語に登場する川。綾部にある。
初出:第2巻序#:「夢かうつつか幻か、神のしらせか、白瀬川、下は音無瀬由良の川、和知川、上林川の清流静かに流れ、その中央の小雲川、並木の老松川の辺に影を浸して立ならぶ、流れも清く、風清く、本宮山の麓なる、並松に」
主なエピソード
魔窟ケ原を後にして綾の聖地へ向かう高山彦は、ようやく白瀬川の畔に着いたが、降り続く五月雨で川水が氾濫して渡ることが出来なかった。そこへ妻の黒姫が現れ、見るも恐ろしい大蛇の姿と化して、激流めがけて飛び込み、対岸に渡った。高山彦はこの様子に恐れおののき震えていると、対岸の大蛇の身体から黒雲が起こり、川の上空を渡って高山彦の身体を包むと見る間に高山彦は川の対岸にバタリと落ちた。大蛇は元の黒姫に変じ、二人は世継王山の山麓を目指して進む。〔第19巻第3章「千騎一騎」#〕
現実の白瀬川
王仁三郎は、由良川の綾部市中央部にある白瀬橋(府道77号)近辺を「白瀬川」と呼んでいると思われる。つまり由良川の別名。