牛童丸

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

牛童丸(うしどうまる)は、

(1) 霊界物語の登場人物。大歳神の化身[1]

(2) 霊界物語第29巻第15章の章題。

本項では(1)について解説する。


概要

主なエピソード

高姫の後を追う常彦春彦は、テルの国の街道を南へ走って行く。夕暮れ、童児(牛童丸)が牛の背に跨がり横笛を吹きながら帰って行くところを、常彦は気づかずにドスンと牛の尻にぶつかってしまった。牛は驚き飛び上がり、背に乗っていた童児は地上に落ちてしまう。常彦は謝るが、童児は許さず、自分の正体を当てたら許してやると言う。

常彦は「牛童丸さまでは? 牛童丸は御年村の百姓、自称艮の金神では?」と問うが、牛童丸は「自分は百姓の神、大歳神の化身だ」と答える。(大歳神雲路別)は、自称艮の金神虎公)に農業改善を教えた神[2]

牛童丸は春彦の横面を横笛で力一杯叩きつけた後、二人に牛を与え「高姫は十丁ばかり先にいるからこの牛に乗って行け」と言うと姿を消した。〔以上、第29巻第7章牛童丸#

脚注

  1. 第29巻第7章牛童丸#:「私は百姓の神だ。大歳の神の化身だよ」
  2. 第6巻第45章大歳神#