沿線風景

出典: 出口王仁三郎と霊界物語の大百科事典『オニペディア(Onipedia)』

沿線風景(えんせんふうけい)は、原武史の著書。鉄道日帰りエッセイ。「20年ぶりに大本教本部を訪ねる」という項目がある。

概要

題名 沿線風景
著者 原武史
発行日 平成22年(2010年)3月
発行所 講談社
頁数 288
定価 1,400円+税
OBN OBN:1935
  • 平成25年(2013年)2月に、加筆訂正されたものが講談社文庫から発行された。304頁。OBN:1936

目次

(文庫版の目次)

  • 運転席──まえがき
  • 第1話 東京のオリエント(東武伊勢崎線 せんげん台──越谷)
  • 第2話 キリスト看板を捜す(西武池袋線・国際興業バス 天覧山下──飯能)
  • 第3話 昭和天皇とラーメンの記憶(京急逗子線・JR横須賀線 神武寺──逗子)
  • 第4話 秘境駅と義民伝説(京成本線 大佐倉──宗吾参道)
  • 第5話 「厚木の奥」の大川周明(小田急小田原線・神奈中バス 本厚木──愛川町)
  • 第6話 盲腸ローカルバスに乗って(京王線・神奈中バス 橋本──月夜野)
  • 第7話 「1968」から「1995」への旅(JR中央本線・富士急行 旧上九一色村)
  • 第8話 鉄道とつながる小説(JR東海道本線 湯河原)
  • 第9話 団地に残る隠蔽された昭和の風景(西武新宿線・西武バス 花小金井──滝山団地)
  • 第10話 鰻食しつつ「皇室」を想う(東海道新幹線・JR御殿場線 三島──御殿場)
  • 第11話 66人の天皇陵(JR奈良線他 歴代天皇陵)
  • 第12話 秩父で「輿論と世論」を考えた(西武特急ニューレッドアロー・秩父鉄道 西武秩父──皆野)
  • 第13話 ワルシャワ郊外は東京郊外に似ていた(トラム ワルシャワ)
  • 第14話 男と女の伝説を秘宝館から眺める(東海道新幹線・フェリー 熱海──初島)
  • 第15話 日本一短い鉄道の先に(芝山鉄道 芝山千代田──三里塚)
  • 第16話 20年ぶりに大本教本部を訪ねる(近鉄奈良線・JR山陰本線他 河内小阪──亀岡)
  • 第17話 米軍基地跡に天皇と新宗教が同居している(JR中央線・多摩都市モノレール 立川──砂川七番)
  • 第18話 シベリア鉄道を疑似体験する(西武新宿線他 東村山──多摩湖)
  • 第19話 天皇と徳川将軍の気分を味わうには(JR日光線・東武特急スペーシア 日光)
  • 第20話 軽井沢に残ったのはおぎのやの「駅そば」だった(JR信越本線他 横川──中軽井沢)
  • 第21話 38年後のりんどう湖に「デリカ」はなかった(東北新幹線・東野交通バス 那須塩原──那須湯本)
  • 第22話 千葉県内房の「明と暗」(JR内房線特急さざなみ・JRバス関東 館山──南房パラダイス)
  • 文庫特別番外編 二つの「ランド」にかつての輝きを辿る(神奈中バス・小田急小田原線 旧横浜ドリームランド跡地──よみうりランド──弁天洞窟)
  • 車掌席──あとがき